早朝からの降雪で、コース整備や準備が心配でしたが、シットスキーのスタートを30分遅らせてレースが開始されました。
シットスキーの部は、長田選手と猪飼選手がエントリーしLW10同士の戦いとなりましたが、猪飼選手に軍配。
スタンディング・ブラインドの部では、世界大会代表選手たちが上位に入りました。
この後にアメリカ・ケーブルへ出発します。
この全日本大会も1998年長野を契機に始まり、日本障害者クロスカントリースキー協会の設立後の最初の行事でした。
当時は、皆さんの寄付で大会運営経費を集めての開催で、大変苦労した記憶があります。
IDやデフの部もある大会として始まりました。まだ日本障害者スポーツ協会が「日本身体障害者スポーツ協会」と身体障害者のみの取り組みをしていた時代です。障害の違いに関係なく、健常者も参加できるユニバーサルな大会としてクロスカントリースキーフェスタとして続いてきました。
今まで、妙高や白馬、野辺地でも開催されて来ています。
ここ数年は、旭川で定着しており、これからも多くの方にクロスカントリースキーを楽しんでいただける大会にして行きたいと役員の方も張り切っています。
加藤弘選手と山本ガイド
岩本啓吾選手
高村和人選手と原ガイド
佐藤圭一選手
選手たちがスタートエリアに
日野沢瑛選手と加藤ガイド(左)