太田は前半、5位前後で、射撃ノーミスで3位に入った。走力さえ力をつければセンターポールも見えてくるが、トップとは1km15秒差だ。
コーチからも「敏捷性を高めるトレーニングなど入れれば、もっと走れるようになる」と期待がかかる。
ゴールに向かう太田渉子
久保恒造は、2秒差で逆転されて申し訳ないことをした。ウクライナの選手がスキーポールを折って、その時点でターゲットを外してしまった。最後まで、タイムを取りきっていたならば、逆転を許さずに2位に食い込めた可能性は高い。大平ヘッドコーチを中心にチームワークを高めていきたい。
また、射撃タイムも優勝したイレクとは、11秒差あり、このタイム差がそのままの順位のタイム差になった。
久保の射撃
まだまだ課題はあるが、二人とも今の持てる力を出し切ってくれた。
明日からのバイアスロン・パシュートは、成績順位上位の選手からスタートする。
男子12.5km、女子10km。射撃4回。
守るものなど何もないので、追いかけるしかない。選手たちが一番知っているだろう。