最近のスポーツ番組でも各競技の取り組みが紹介されるたびに、僕は、パラリンピックのジュニア育成の課題が大変遅れていると感じていた。
みんなも、課題にはあげてはいるが、方向性や制度がなかなか実現しない。
今日、札幌から中学1年生の星澤克(まさる)君が合宿に参加してくれた。
以前から、スレッジホッケーの須藤さんから紹介をしてもらっていて、今日、車で旭川に来てくれた。
須藤さんには感謝だ。
スレッジホッケーもソチに向けて、ぜひとも頑張ってほしいとエールを送りたい。
お父さんがスレッジホッケーの関係者ということもあって、克君を「クロカンでどうか?」と彼を誘ってくれた。
先天性の左手欠損で、ちょうど新田佳浩と同じクラス。
早速、嶋田コーチのスキーを履いて練習に参加した。
初めてのクロスカントリーで、こんなに上手に乗れる子は、いない!
挨拶や質問にハキハキ答える彼の眼差しには、なにか希望が見えてくる。
そんな不思議な少年だ。
「星澤まさる」みんな覚えておいてほしい。
初めてスキーを履く星澤君
一本のスキーに乗る、普通なかなかできない
初転び