白戸さん(コーチからは、「あっちゃん」と呼ばれている)は中央大学スキー部のOBでトリノ・バンクーバーパラリンピックにトレーナーとして帯同してもらっています。
白戸トレーナーからマッサージを受ける久保選手
13年前に、僕の自宅近くにある有名なスポーツ接骨院で偶然にも、当時シドニーパラリンピックをめざしていた陸上選手を診断してもらい、クロカンのチームトレーナーにと声を掛けました。
ここスウェーデンでも、選手のケアや最高のパフォーマンスを発揮できるように連日奮闘していますが、一番の強みは、クロスカントリースキーの経験とテニスのプロ選手、Jリーグの選手など一流の選手たちからジュニアまでの多くの選手たちのマッサージや怪我予防・自己管理の教育など幅広くサポートしているところです。
この遠征でも、選手たちは、ただ「マッサージを受ける」だけでなく、白戸さんとの会話の中から、沢山のヒントがあるので、アスリートとしての自己管理の大切さを学んでほしいと思います。
また、ソチ大会には、食事指導・栄養サポートで高木久見子栄養士も帯同します。
ソチ強化対策事業の一環としてJPC(日本パラリンピック委員会)の助成事業で実現しました。
ロンドンの教訓を踏まえて、ソチ対策をどんどん進めていきたいと思います。