太田渉子選手は、4年間フィンランドで活動していたので、日本の所持許可は必要ではなかった。
北米や欧州などの海外では、エアライフルは銃の範囲に入らない国も多く、
バイアスロン競技でも、子供たちが自由に射撃のトレーニングをしている。
日本に帰国した太田選手は、早速、銃所持許可申請を行って、銃砲所持初心者講習を受けた。
講習終了の為には、筆記試験があり、なかなかの難関で過去にも、何回か不合格になった選手がいた。
午前中の講習会後、午後の試験。
合宿中も、「勉強している?」とやきもきしていたが、
この日、太田渉子選手から「合格しました:D」とのメール。
どんな試験でも、やっぱり合格はうれしい。
久しぶりに、ホッとした瞬間を味わった・・・
網走合宿終了後の太田渉子選手(7月15日撮影)