ソチパラリンピックの選手村は3か所に分かれます。
クロスカントリースキーとバイアスロンの選手は、当初アルペン会場の選手村でした。
しかし、各国から反対の意見や要望が相次ぎました。
オリンピックと同様にクロカン会場の選手村にしてほしいと。
理由は簡単です。毎日、早朝に移動するわけで、とても大変です。
アルペン会場のゴンドラで山を下り、バスで移動して、またクロカン会場のゴンドラで上がるという計画で、車いすの選手はゴンドラに一人しか乗れない大きさです。
そんな不便さを解消するため、組織委員会は選手村レベルではないが、宿舎を用意することで計画変更されました。
それでつけられた名称が選手村ではなく、「ノルディックハウス」とのこと。
レストラン棟とホテル棟、そしてアパートメント棟を使用します。
先日、そのアパートメント棟の日本チーム割り当てを変更したいと連絡がありました。
工事もどこまで進んでいるか分かりませんが、選手の生活環境最優先で運営してほしいと思います。
クロカン会場の選手村工事(8月)
日本チームへ割り当てるアパートメントタイプの部屋