日本チームの大切な活動の一つに、大会結果を知らせるプレスリリース配信を行っています。
帰国してから、阿部選手のバイアスロン6位のニュース記事がありました。
スポーツ紙面に記事になることは大変なことで、とても感謝です。
W杯結果が報道されていました
スキーに関して言えば、健常者のワールドカップと違い、国際大会では通信社やメディアの取材がなく全く報道されません。
「パラクロカンはよく報道されますね」と言われることが多いのですが、チーム自前でプレスリリース配信を行っています。99年の国際大会にシーズンを通じて遠征を行うようになってから続けていますが、当時は電話機からの通信で、通話料も高く、とても苦労しました。
機器に詳しいコーチもいなかったので、大会が開催される国の電話回線プラグを持って参戦していました。宿泊施設によっては出来ないところや部屋の電話機が使えなかったりで、当時、まず部屋に入ったら通信できるかどうか試して、繋がるととてもうれしかったのを思い出します。
自分の引き出しを整理したら出てきました、懐かしいプラグが。
持ち歩いていた電話回線プラグ
最近は他の競技団体もプレスリリースを行うようになって来ていると思いますが、世界中のインターネット環境、特に無線LANの普及は凄いですね。それに、無料で会話ができるLINEなども本当に便利です。