残念なメールが届きました。
友人のノルウェー監督ブロックスが退任することが決まったそうです。
ノルウェーのパラリンピックチームとノルウェーバイアスロン連合が新しい組織を作り、クロスカントリースキーとバイアスロンの両方に精通している監督を指名するようです。
ブロックスは、ノルウェースキー連盟の派遣でした。
ノルウェー監督のブロックスが退任する
特に、ソチパラリンピックでは、バイアスロンロングレースでの出来事、トップを走っていた出来島桃子選手にIPC役員によって「他の選手たちが男子コース(3km)を間違って走ったので、出来島も男子コースを5周目に走れと指示され」優勝を逃した件について、ブロックスは各国にも掛け合ってくれて共同で抗議文を作成してくれました。
「女子コース(2.5km)を男子コースに誘導した競技役員」や、最後の正しくコースが設定されているか、それをチェックする役割を怠ったIPC-TDやジュリーメンバーへ批判が集中しました。
結局、抗議は受け入れてもらえませんでしたが、この時、助けてくれたのがブロックスでした。
また、今年のワールドカップ旭川大会。12月に、急に韓国が大会中止を発表し、ほとんどの国がアジアでのワールドカップ参加を取り止めてしまいました。(日本大会の1週間前に韓国で開き、韓国・日本の連続開催の予定でした。)
フィンランドのイルカ選手に相談したところ、ノルウェーのブロックスにもお願いしてくれて、日本に行くことを約束してくれました。とてもありがたかったです。
ノルウェーの参加が、スウェーデンやフランス、ロシアの参加に繋がりました。
ブロックスに、いつかパラリンピックに「もう一度帰ってきてほしい」と、メールを返しました。
ノルウェーでは日本の日の丸を振ってくれました
クロスカントリースキーの本場ノルウェー、子供たちの声援がうれしかったです