最終日のレース、バイアスロン・ミドルが行われました。
男子は2.5kmのコース、女子は2kmのコースを周回です。
スキーシーズンに入ってトレーニングできるようになってきた出来島桃子選手が、走力でも阿部友里香選手を上回り3位に入賞しました。
ロシアのエカタリーナも強さを見せつけた大会でもありました。
今月末からIPCワールドカップドイツ大会なので、そこへ向け頑張っていきます。
3位の出来島桃子
右から、出来島、エカタリーナ、ナターリア
出来島桃子選手の射撃
最終周回に向かう出来島にタイムを伝える大平コーチ
阿部友里香
パラリンピックの会場は、本番も含めて、クロスカントリースキー会場と隣接しているバイアスロン会場で行われます。
理由はクロカン会場のコースの斜度がきつすぎるとのこと。
また、ピョンチャンパラリンピックでは韓国バイアスロン連盟が競技運営団体で、冬季パラリンピックでは初めてのことではないでしょうか?
シットスキーコースをとるために、どうしてもクロカン会場とつなげることが必要で、パラリンピック本番では、道路を陸橋にして、コースをトンネルで結びます。
今回の大会では、まだ完成していないので、道路を閉鎖してシットコースを造ってあります。
今シーズンは、雪がほとんど降らないピョンチャンで、なんとか人工雪で対応したとのこと。
テストイベントや本番に向け、競技役員の教育やボランティアの課題がありますが、前途多難な2018ピョンチャンにならなければいいのですが。
初めての役員らにアドバイスしながら作業を見守るジョンIPCバイアスロン技術代表
ピョンチャンのバイアスロンスタジアム
バイアスロンスタジアムの管理棟