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荒井監督の情熱日記
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ヨーロッパへ行き、ワールドカップをテレビで観戦していると、日本にはない面白い取り組みに気がつく。
クロスカントリースキーの中継、選手たちの心拍数が表示されている。

競り合う登りなどは心拍数190台以上だし、女子選手でも180台だ。
しかし、周回のためスタジアムへ帰ってくると、下りと平地滑走で160台に下がっている。
大きな波を作ってレースをしていることが分かるし、特にマススタートなどは、競いあう選手の心拍数が分かるから、見ていても、その駆け引きが面白い。
あらためて思ったが、ワールドカップのトップクラスの選手たちの回復力が早く、持久力が強い。本当に素晴らしい。
日本から遠征しているワールドカップ組の女子選手の一人が、そんな海外の選手たちを見て
「スケーティングの試合も速かった。こんなスピードでレースしてるなんて、本当にすごいなぁ~!って改めて感じた。
こんなにかっこよく滑れるだろうかー...とか、思いつつ観戦してました。やっぱ強い選手は迫力あるし、なにしろかっこいい!女子選手はとくにかっこいいと思った!凄く速くてカッコイイ」と率直な感想をブログで語っている。
選手でさえ、凄いと思わせる迫力ある滑り。クロスカントリースキーの凄さを多くの方に知ってもらいたいし、見て、応援して楽しんでもらいたい。

競技役員も、そんな凄さを表現しようと、いろんな試みがされている。
健常者のスポーツだけでなく、パラリンピックのIPCノルディック委員会でも検討されていて、今シーズンから、パシュート競技がテストされる。
例えば、10kmのレース。
今までは、30秒ごとの個人スタートだから、レース中はだれがトップかが分かりづらい。全員がゴールしないと分からなかった。
今回からテストされるのは、最初の5kmは30秒間隔の個人スタートで行い順位とタイム差を出す。
そして数時間後に、後半戦5kmが行われ、前半の順位でスタートして行くというものだ。
前半のタイム差と障害別のハンデをタイム差に還元して行う。

もちろん、最初にゴールしたものが優勝で、その順位の駆け引きや勝利者のゴールのパフォーマンスを共有できるということだろう。そして、スタジアム全体で勝利を一緒に喜べるということだ。
パラリンピックの世界も、どんどん見せるスポーツに進化していくのだろう。

選手の心拍数が表示される
選手の心拍数が表示される

190近い女子選手も平地のスタジアムでは160台まで下がる
190近い女子選手も平地のスタジアムでは160台まで下がる

2010年12月 1日 (荒井秀樹)
日本チームの選手・スタッフの紹介はこちらからご覧ください。
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