12月に障害者スキーセミナーがあって、日本のアルペンコーチの伴さんと一緒に、日本チームの事例や強化策、最近のIPCの動きや大会種目、競技ルールについて講演を行なってきた。
また、参加者にバイアスロンの射撃を体験してもらったり、とても有意義だったが、その時の役員は、どうも辞めてしまったらしい。
他国の事情なので、憶測では判断できないが、一番心配しているのは、2018年ピョンチャンパラリンピックへの準備だ。施設面の準備ではなく、韓国チームの選手強化だ。
少なくとも開催国は、3年前には世界大会を開くことになっているし、選手の強化も進めなくてはならない。ところが、今シーズン、韓国チームはワールドカップ全レースに、だれもエントリーしてこなかった。
驚きだ。
選手強化どころか、選手がいない現段階で、はたして2015年に韓国で世界大会か、ワールドカップを開けるのだろうか?
日本チームと韓国の発掘選手で共同でトレーニングしてもいいとのメールを送った。
返事を待っている。
韓国で障害者スキーコーチセミナー