「いい練習ができている」とのこと。
このいい練習というと、得意のメニューだったり、環境がいいコトばかりを「いい」と間違えてしまう選手が多いが、新田の言う「いい練習」とは、自分の知らない未知の世界、過酷なトレーニングの先にある世界に連れていってもらえる、そんな練習がとても刺激的だし、彼にとって確信が持てるテクニックや身体の変化に喜びを感じるのだろう。
新田の感想を聞いていると、
もっと、北米のクロスカントリースキー事情を研究することで、日本のクロスカントリースキー界の発展に繋がるヒントがあるのではないだろうか?と思う。
どうしても環境ばかりに目がいきがちだが、特に北米では、クロスカントリースキーの専門誌が2誌発行されていて、とても大きい気がする。
20年前だったが、日本にも発行されていた専門誌、ウェブ上でもいいので、情報を発信できる、共有できる場があれば、もっと日本でも発展する気がする。
新田佳浩のカナダ合宿が報告されています。
http://www.hitachi-solutions.co.jp/ski/news/2012_13/20120712_1.html
【新田選手コメント】
マッキーバー氏から受けた5月の指導以降、指導内容を少しでも自分のスタイルにしようとこの2ヶ月で様々なことを考え、トレーニングを行ってきました。
マッキーバー氏からは「動きがスムーズになった」と言われる反面、速い動きになるとまだ自分の癖が出てしまう場面もあります。ただ、ソチに向けて少しずつではありますが、良い形でトレーニングができていることを実感する合宿でもあります。
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