====================================
2017 INAS知的障害者スキー世界選手権大会 初日
クロスカントリースキー クラシカルの結果 山田雄太が3位!!
====================================
国際知的障害者スポーツ連盟(INAS)主催の2017INAS知的障害者スキー世界選手権大会が、フランス南西部ピレネー山脈山麓のグレット(Gnurette)で、3月28日から開幕し、大会初日のクロスカントリースキー クラシカルが行われました。
本日のレースには日本チームからは4選手が出場し、山田雄太選手(株式会社 弁釜)が3位となり銅メダルを獲得しました。また、村越裕太郎選手(特別養護老人ホームあかね園)が4位、西村潤一選手(株式会社 宇野甘源堂)が5位、下坂雄一選手((株)カンディハウス)は11位に入りました。
日本選手の成績と種目優勝者は以下の通りとなります。
====================================
2017 INAS知的障害者スキー世界選手大会 クロスカントリー種目1日目
====================================
■開催日/3月28日(火) ■スタート時間/午前10時00分
------------------------------------
■開催地/フランス グレット
------------------------------------
■天候/晴れ ■気温/4℃ ■雪温/0℃
------------------------------------
■開催種目/クラシカル 男子10km・女子5km
************************************************************************
【男子】
▼立位の部
山田 雄太 (株式会社 弁釜) 3位 34分27秒8
村越 裕太郎(特別養護老人ホームあかね園) 4位 34分36秒0
西村 潤一 (株式会社 宇野甘源堂) 5位 35分57秒1
下坂 雄一 ((株)カンディハウス)11位 39分21秒7
[優勝:ハンス・ティアル(エストニア) 30分28秒3]
************************************************************************
【談話】
≫山田 雄太 選手(株式会社 弁釜)
3位で銅メダルを取ることができて嬉しいです。2年前のスェーデンでの大会では、メダルが取れず悔しい思いをしたのでリベンジのつもりで望みました。
今年度は、体幹を意識したトレーニングやフォームを意識したトレーニングを行い、練習の成果が出せて良かったです。
明日のスプリントでは、絶対に決勝まで進んでメダルを取りに行きます。
≫富士原 裕三 コーチ (北海道美深高等養護学校あいべつ校)
大会1日目は、クラシカル競技10kmが行われ、西村、山田、下坂、村越選手が出場した。
ピレネー山脈のスキーリゾートに作られた特設コースということでアップダウンが激しく、下りでは転倒者が続出などタフなレースとなった。山田選手も1周目で転倒をして焦りを見せたが各コーチの言葉かけによって落ち着きを戻し、2周目以降は粘りある滑りをして見事3位となり銅メダルを獲得した。
また、村越選手は、前日の練習で転倒したことで1周目は慎重な入りでしたが徐々に気温が上がるにつれて雪面も緩んできたことで本来の滑りを取り戻し、山田選手に迫るレース展開を繰り広げた。4位という結果に涙を流す場面もあり次につながる良いレースであった。
西村選手も下坂選手もレース後半には順位を巻き上げるレース展開を見せてくれたが西村選手が5位、下坂選手が11位に終わった。
厳しい条件下でのレースでしたが出場選手全てが最後まで諦めないレースを見せてくれたので、明日のスプリントにもつながる内容であった。明日のスプリントでは、更に上を目指してチーム一丸となって頑張って行きたいと思います。