====================================
WPNS障害者ノルディックスキーワールドカップ第1戦ノルウェー大会
スキー競技シーズン、いよいよ開幕!日本から代表選手10名が出場!
====================================
国際パラノルディックスキー主催のワールドカップ(W杯)第1戦が12月12日にノルウェーのリレハンメルで開幕します。
男子はパラノルディックスキーのレジェンド新田佳浩選手を始め、スキーとトライアスロン両刀の佐藤圭一選手、昨シーズン2つの金メダルを獲得した川除大輝選手、着実に実力をアップしている岩本啓吾選手、今年から社会人となり新たな気持ちで挑む森宏明選手が出場。さらに柴田真聖選手と唯野大翔選手がワールドカップ初出場します。
女子はベテランの出来島桃子選手、北京パラリンピックを見据える阿部友里香選手、今年から富山県立雄山高校に進んだ岩本美歌選手が出場。男女合わせて10名の代表選手となります。
以下、第1戦大会スケジュール、選手・コーチのコメントならびに今シーズンのスケジュールとなりますので、ご確認の程、何卒、宜しくお願い申し上げます。
====================================
▼ワールドカップ第1戦スケジュール : ノルウェー リレハンメル
====================================
12月12日(木)クロスカントリー・ショート・クラシカル
13日(金)クロスカントリー・ミドル・フリー
15日(日)クロスカントリー・リレー
16日(月)クロスカントリー・スプリント・クラシカル
18日(水)バイアスロン・インディビデュアル
19日(木)バイアスロン・スプリント
※スタート時間は現地時間、毎日午前10時の予定
(日本時間との時差+8時間)
====================================
▼出場選手/コーチ コメント
====================================
*プロフィール内のLWは障害のクラス分け記号
【選手】
■男子
▼立位
≫新田 佳浩(日立ソリューションズ)
にった よしひろ/1980年6月8日/岡山県西粟倉村出身/LW8:片腕障害
「今シーズンはパラリンピック、世界選手権などはないシーズンですが、新たな取り組みを実践できるタイミングでもあります。一戦一戦を大切に頑張りますので、応援よろしくお願いします。」
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
≫佐藤 圭一(エイベックス)
さとう けいいち/1979年7月14日/愛知県名古屋市出身/LW8:片腕障害
「低酸素トレーニングやスキーテクニック、コンディショニングにフォーカスし、よりトレーニングの質に拘りスキーエコノミー改善とトータルパフォーマンスアップに努めて今シーズンを迎えます。今までとは違い年齢的にも体力的にも自分が理想とするものが変化してきました。無駄をはぶき、今までの経験で得た調整力と、より洗練されたスキーテクニックで世界の頂点を目指し闘っていきたいと思っております。応援よろしくお願いします!」
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
≫川除 大輝(日立ソリューションズJrスキークラブ・日本大学)
かわよけ たいき/2001年2月21日/富山県富山市出身/LW5/7:両腕障害
「今回のノルウェーワールドカップは初戦なので気持ちを楽にして臨みたいです。また今回のワールドカップからロシアも参戦してくるので、どのくらい戦えるのかを把握し、今後どのように戦えば良いか対策を立てていきたいです。応援宜しくお願い致します。」
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
≫岩本 啓吾(東京美装興業)
いわもと けいご/1995年11月20日/岐阜県飛騨市出身/LW3:下肢障害
「今シーズンはフォームが今までよりいい感じなのでそのフォームで走りきりたいです。去年より上の順位に行けるようにしたいです」
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
▼座位
≫森 宏明(朝日新聞社)
もり ひろあき/1996年4月26日生/東京都板橋区出身/LW12:下肢障害
「今シーズンは競技を始めて3年目となり、社会人としては1年目。日々課題は多いですが、2019-20シーズン初戦のレースを良いイメージで運べるように準備を進めてきました。
皆さまの応援を力に変えていけるよう、精一杯頑張ってまいります。どうぞよろしくお願いいたします。」
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
≫柴田 真聖(岩手県立杜陵高等学校)
しばた まさきよ/1996年12月24日生/岩手県盛岡市出身/LW12:下肢障害
「まだ競技経験が少なく、ワールドカップも初出場です。なので、まずは遠征も含め、大会の雰囲気を感じ少しでも慣れること、そして、世界のレベルとはどれくらいなのかを学び、今後の明確な目標を定められるようにしたいと思います。応援よろしくお願いします。」
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
≫唯野 大翔
(北海道エネルギー パラスキージュニアチーム/北海道当麻町立当麻中学校)
ただの ひろと/2005年7月29日生/北海道当麻町出身/LW10.5:下肢障害
「今回はクラス分けとルーキーの大会に出場します。国際大会は初めてなので、緊張しますがいつも通りの力を出して頑張りたいです。また、ライバルとなる選手を見つけられるようにしたいと思い、今後の練習の目標にしたいです。応援宜しくお願い致します。」
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
■女子
▼立位
≫出来島 桃子(新発田市役所)
できじま ももこ/1974年6月24日生/新潟県新潟市出身/LW6:片腕障害
「射撃と滑りについて、春から練習してきたことを、出場するレースで、しっかり出せるように頑張りたいと思います。」
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
≫阿部 友里香(日立ソリューションズ)
あべ ゆりか/1995年10月7日生/岩手県山田町出身/LW6:片腕障害
「2019-2020シーズンがノルウェーのリレハンメルから始まります。今シーズンは春から順調にトレーニングを積んできたので、早くレースをしてみたいという気持ちと不安が入り混じっています。第1戦目からいい波に乗っていけるよう、頑張っていきたいと思います。今シーズンも応援よろしくお願いします。」
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
≫岩本 美歌(北海道エネルギー パラスキージュニアチーム/富山県立雄山高校)
いわもと みか/2003年4月10日生/富山県富山市出身/LW8:片腕障害
「今シーズン初戦になるので、昨シーズンの記録更新とともに、北京パラに向けて今よりも上の順位になれるように、スタート、中盤、ゴールまで気を抜かず1秒1秒を大事にして初戦を頑張りたいと思います。」
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
【コーチ】
≫▼長濱 一年 クロスカントリースキーチーフコーチ(日立ソリューションズ監督)
「いよいよ2019ー2020シーズンのワールドカップ開幕をノルウェー・リレハンメル(Lillehammer)で迎えることとなった。
クロスカントリーチームはこの夏場に心肺機能とフィジカルを重点に強化を図り成果を感じシーズンを迎えた。
開幕戦に向けた事前合宿での調整もうまくいき、選手の体調も良好である。
ベテランの新田選手と若手の川除選手を中心に、日本チームは表彰台をめざし好成績をあげられるようチーム一丸となりワールドカップ初戦に臨みたい。」
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
≫▼小舘 操ヘッドコーチ、バイアスロンチーフコーチ(日本障害者スキー連盟専任コーチ)
「2022年北京に向けた強化2年目の今年4月に専任コーチとして活動を始めました。夏季トレーニングは、基本基礎の徹底強化に重点を置いて行い、バイアスロンのコンビネーション不足で第1戦に臨みます。
現在フィンランド合宿に入り、今やるべき事を明確にし、1つ1つ確実にクリアしながら参戦し、今の個々の能力を把握したいと思います。目標は、昨シーズンWCH個々最高成績です。」
新田選手(右)と川除選手(左)
長濱コーチと佐藤コーチのワックステスト
====================================
今シーズンスケジュール
====================================
2019年
12月12日~19日 WPNSワールドカップ第1戦 ノルウェー/リレハンメル
2020年
1月 11日~12日 第22回全日本障害者クロスカントリースキー競技大会 北海道/旭川市
2月1日~8日 WPNSワールドカップ第3戦 ドイツ/フィンステラウ
3月12日~15日 WPNSパラバイアスロン世界選手権大会
3月17日~22日 WPNSワールドカップ第4戦 スウェーデン/オステルスンド
3月16日~19日 VIRTUS 知的障害者スキー世界選手権大会