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IPCノルディックスキー ワールドカップ第1戦 6日目の結果
クロスカントリー・ショート・フリーで出来島桃子選手が7位!
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国際パラリンピック委員会(IPC)主催のノルディックスキーワールドカップ(大会略称名:障害者スキーW杯)第1戦フィンランド大会が12月9日(金)からフィンランド・ボッカティで開幕し、大会最終日の男女クロスカントリー・ショート・フリーが行われました。
日本からは7選手が出場し、出来島桃子選手(新発田市役所)が7位、阿部友里香選手(日立ソリューションズJSC・大東文化大学)が8位に入りました。
日本選手の成績と各種目優勝者は以下の通りとなります。
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IPCノルディックスキーワールドカップ第1戦:フィンランド大会6日目
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■開催日/12月16日(金)
■スタート時間/午前10時00分
■時差/7時間
■開催地/フィンランド・ボッカティ
■天候/曇り、やや霧 ■気温/-4℃ ■雪温/-5℃
■開催種目/男女クロスカントリー・ショート・フリー
立位・視覚 男子5km、立位、座位 女子2.5km
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【男子】
▼立位の部
佐藤 圭一(エイベックス・グループ・ホールディングス) 11位 12分37秒7
星澤 克(立命館慶祥高等学校) 19位 13分22秒8
岩本 啓吾(東京美装興業) 25位 14分50秒8
[優勝:ベンジャマン・ダビエ(フランス) 11分00秒0]
▼視覚の部
高村 和人(岩手県立盛岡視覚支援学校教諭) 15位 13分58秒7
(ガイドランナー 藤田 佑平)
[優勝:ゼバスティアン・モディン(スウェーデン) 11分16秒3]
【女子】
▼立位の部
出来島 桃子(新発田市役所) 7位 7分16秒3
阿部 友里香(日立ソリューションズJSC・大東文化大学) 8位 7分21秒9
[優勝:リュドミラ・リアシェンコ(ウクライナ) 6分31秒4]
▼座位の部
新田 のんの(専門学校札幌デザイナー学院) 14位 11分07秒5
[優勝:オクサナ・マスターズ(アメリカ) 8分15秒8]
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■談話
▼出来島 桃子選手 (新発田市役所)
フィンランド大会の最終戦でした。スピードが足りないことを感じたレースでした。次の大会までにできることから練習していきたいと思います。
今大会において、現地に帯同して下さったスタッフの皆さん、また、日本でサポートして下さっている皆さんのおかげで、全レースを終えることができました。
次の大会に向けて頑張ります。ありがとうございました。
▼長濱 一年ヘッドコーチ (日立ソリューションズ スキー部)
本日競技最終日、我々は女子座位の部、男子立位の部、女子立位の部、男子視覚の部の4カテゴリーに選手を出場させた。
日本最高順位は女子立位の部2.5kmショートフリー競技に出場の出来島選手の7位であった。距離が短いだけに前半からハイスピードが求められる競技であったが強豪ウクライナ勢の強さを感じさせられたレースとなった。
まだシーズン開幕し間もない中で、スピードトレーニングも不十分であったことも課題で、今後はスピード系のトレーニングも増やしつつ、スプリントやショート競技に対応出来るよう調整して行きたい。
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今シーズンのスケジュール
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2017年
1月8日 第19回全日本障害者クロスカントリースキー競技大会 北海道/旭川市
1月13日~20日 IPC ワールドカップ第2戦 ウクライナ/ウェスタン・センター
2月11日~19日 IPC 世界選手権 ドイツ/フィンステラウ
3月10日~15日 IPC ワールドカップ第3戦 韓国/ピョンチャン
3月18日~22日 IPC ワールドカップ最終戦 日本/札幌
3月27日~4月1日 INAS 知的障害者スキー世界選手権大会 フランス