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IPCノルディックスキー ワールドカップ第1戦 3日目の結果
バイアスロン・ロングで阿部友里香選手5位、出来島桃子選手6位入賞!!
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国際パラリンピック委員会(IPC)主催のノルディックスキーワールドカップ(大会略称名:障害者スキーW杯)第1戦フィンランド大会が12月9日(金)からフィンランド・ボッカティで開幕し、大会3日目の男女バイアスロン・ロングが行われました。
日本からは4選手が出場し、阿部友里香選手(日立ソリューションズJSC・大東文化大学)が5位、出来島桃子選手(新発田市役所)が6位に入りました。
日本選手の成績と各種目優勝者は以下の通りとなります。
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IPCノルディックスキーワールドカップ第1戦:フィンランド大会3日目
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■開催日/12月12日(月)
■スタート時間/午前10時00分
■時差/7時間
■開催地/フィンランド・ボッカティ
■天候/曇り ■気温/-10℃ ■雪温/-10℃
■開催種目/男女バイアスロン・ロング
立位男子15km、立位女子12.5km
●競技方式
・予選なしの1ラウンドのみで競う
・射撃は1回5発を4回行う
・射撃のペナルティーは1発外すごとに走力タイムに1分が加算される
●記録内のPはペナルティー(射撃で外した数)。()は内訳
例)P=2(0+1+0+1)
=ペナルティー2(1回目+2回目+3回目+4回目)
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【男子】
▼立位の部
佐藤 圭一(エイベックス・グループ・ホールディングス) 8位 53分58秒6 P=8(2+3+2+1)
星澤 克(立命館慶祥高等学校) 11位 57分54秒0 P=5(1+1+2+1)
[優勝:ニルスーエリック・ウルセット(ノルウェー)41分54秒4 P=0]
【女子】
▼立位の部
阿部 友里香(日立ソリューションズJSC・大東文化大学) 5位
48分49秒4 P=4(1+1+1+1)
出来島 桃子(新発田市役所) 6位 50分25秒6 P=5(0+1+2+2)
[優勝:オレクサンドラ・コノノワ(ウクライナ) 42分47秒9 P=3(1+1+1+0)]
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■談話
▼阿部 友里香 選手(日立ソリューションズJSC・大東文化大学)
前回のレースで射撃がよくなかったので、今回のロングはいつも通りの射撃を意識しておこなった。
4発外してしまったものの一回の射撃で1ペナに抑えることができたのは、外してもすぐ気持ちの切り替えができたからだ。また走力の方も以前は周回を重ねるごとに動きが悪くなっていたが、今回は最後まで元気よく走ることができた。
残り2レースも頑張りたい。応援ありがとうございます。
▼大和田 いつか バイアスロンコーチ(元陸上自衛隊 冬戦教)
1発外すとペナルティーとして1分が加算される為、いつもより射撃の重みが大きいだけにプレッシャーもあったと思います。その中でもどの選手も冷静に1発1発撃つことができていたレースだったと感じました。しかしながらペナルティーの数は決して少なくはないので、もっともっと精度を上げていかなければなりません。次回のウクライナでのワールドカップまでにしっかり修正していきたいと思います。
応援ありがとうございました。
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今シーズンのスケジュール
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2017年
1月8日 第19回全日本障害者クロスカントリースキー競技大会 北海道/旭川市
1月13日~20日 IPC ワールドカップ第2戦 ウクライナ/ウェスタン・センター
2月11日~19日 IPC 世界選手権 ドイツ/フィンステラウ
3月10日~15日 IPC ワールドカップ第3戦 韓国/ピョンチャン
3月18日~22日 IPC ワールドカップ最終戦 日本/札幌
3月27日~4月1日 INAS 知的障害者スキー世界選手権大会 フランス