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IPC障害者ノルディックスキー ワールドカップ第1戦カナダ大会
12月9日にいよいよ開幕! ソチ内定代表選手5人が出場!!
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国際パラリンピック委員会(IPC)主催のワールドカップ(W杯)第1戦が12月9日にカナダ・キャンモアで開幕します。
日本からはクロスカントリー/バイアスロンでソチパラリンピック日本代表に内定している5選手が出場します。また、ジュニア強化選手の岩本啓吾が国際大会初参戦となります。
以下、第1戦大会スケジュール、選手・監督・コーチのコメントならびに今シーズンのスケジュールとなりますので、ご確認の程、何卒、宜しくお願い申し上げます。
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ワールドカップ第1戦スケジュール : カナダ キャンモア
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12月 9日(月)クロスカントリー・ミドル・フリー
10日(火)クロスカントリー・スプリント・クラシカル
11日(水)公式練習
12日(木)クロスカントリー・ロング・クラシカル
13日(金)公式練習
14日(土)バイアスロン・ショート
15日(日)バイアスロン・ミドル
16日(月)公式練習
17日(火)バイアスロン・ロング
※スタート時間は現地時間、毎日午前10時の予定
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出場選手/監督・コーチ コメント
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※プロフィール内 LW、Bは障害のクラス分け記号
【選手】
■男子
▼座位(=シットスキー使用)
≫ 久保 恒造 (日立ソリューションズ)
くぼ こうぞう/1981年5月27日/北海道美幌町出身/LW11:脊髄損傷
『今シーズンはソチパラリンピック本番の年となります。例年まではバイアスロンをメインに大会に出場してきましたが、今シーズンは積極的にクロスカントリーにも挑んでいきたいと思います。力を出しきれるよう、しっかりと準備をして挑みたいと思いますので、応援を宜しくお願い致します。』
▼立位
≫ 新田 佳浩 (日立ソリューションズ)
にった よしひろ/1980年6月8日/岡山県西粟倉村出身/LW8:片腕障害
『いよいよワールドアップが始まりますが、今シーズンは4年に1度開催されるソチパラリンピックを控えます。今シーズン最高のパフォーマンスを発揮するのはパラリンピックという舞台になりますが、このワールドカップカナダ大会は、各国選手の仕上がりや自分のポジションを知る意味で非常に重要な大会になります。そのためにも、まずは自分のベストな滑りができることに集中したいと思います。』
≫ 佐藤 圭一 (エイベックス・エンタテインメント)
さとう けいいち/1979年7月14日/愛知県名古屋市出身/LW8:片腕障害
『今シーズンは世界の強豪各国のトレーニングキャンプに参加させてもらい、トレーニングを積んできました。世界との差を身近で感じることで、ソチパラリンピックに向けて自分のやるべき事が自然に把握できました。その世界との差を縮めるためのトレーニング成果を、世界レベルで通用するレベルまで達しているのか、確認できる事が楽しみです。』
≫ 岩本 啓吾 (岐阜県立飛騨神岡高等学校)
いわもと けいご/1995年11月20日/岐阜県飛騨市出身/LW3:両下肢機能障害
『今シーズンは、参加する大会で色々と学び、自分のフォームを作り、少しでもタイムを縮めていきたい。また、ソチパラリンピックの出場を目標にポイントが獲得できるように頑張ります。』
■女子
▼立位
≫太田 渉子(日立ソリューションズ)
おおた しょうこ/1989年7月27日、山形県尾花沢市出身/LW8:片腕障害
『今年は、過去と比較にならないくらい走り込んできましたが、正直な気持ちは「いよいよシーズンイン!」というワクワク感と「今までの練習の成果が発揮できるだろうか・・・」という不安な気持ちが半々です。皆様の期待を裏切らないよう精一杯戦うので、たくさんの応援を宜しくお願いします!』
≫ 出来島 桃子 (新発田市役所)
できしま ももこ/1974年6月24日、新潟県新潟市出身/LW6:片腕障害
『今シーズン、ワールドカップの1戦目なので、今まで練習してきた滑りでスタートからゴールまで走れるように努力したいと思います。また、バイアスロンにおいても、練習してきた通りの動きができるように頑張りたいです。』
【監督・コーチ】
≫ 荒井 秀樹 監督 (日立ソリューションズ)
『2013−14シーズンが開幕します。ソチパラリンピック本番のシーズンであり、6名の代表内定選手たちがこの4年間、トレーニングを積んできた総決算のシーズン。その最初のワールドカップ・カナダ大会での戦いがソチ本番を占う意味でも重要です。特にロシアのライバル選手たちとの分析を進め、パラリンピックへ向けた取り組みを強化します。
また、ジュニア強化選手も初参加しており、次世代の選手強化も進めています。チームの遠征費用など、多くのスポンサー企業・団体の皆様が支援くださいました。心から感謝し、全力で戦います。日本からの多くの皆様のご声援をよろしくお願いします。』
≫ 大平 紀夫 ヘッドコーチ (長野県寿台養護学校教)
『今シーズンがいよいよ開幕する。カナダワールドカップでは、ソチ本番で行われるクロスカントリースキー競技の種目がある。本番のシミュレーションを行うと同時に、今までのトレーニングの成果が各国の選手達にどこまで通用するのか推し量ることができる絶好の機会だ。まずは、本番まで良い準備をして、万全の体勢で初戦に臨んでいきたい。』
≫ 阿部 由香里 バイアスロンコーチ
『ワールドカップ第1戦では、まず走力、射撃ともに現段階の自分の位置を確認していきたいと思います。特に今年は射撃を安定させ、走力に比重をおいた実戦的な練習を行ってきており第1戦から良いイメージでスタートを切りたいです。また、キャンモアは−20度前後の冷え込みや強風、強い日差し等、私達日本チームが悩まされてきた状況になる事が想定されます。しかし、サポート体制を含め、1レース1レース経験を積みソチ本番に向けて選手自身が納得のできるレース展開ができればと思います。』
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今シーズンスケジュール
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【国際大会】
◎2012/12/9~12/17
ワールドカップ第1戦/カナダ・キャンモア
◎2013/1/6~1/12
ワールドカップ第2戦/フィンランド・ボッカティ
◎1/14~1/19
ワールドカップ第3戦/ドイツ・オーベストドルフ
◎1/23~1/26
ワールドカップ第4戦/ドイツ・オーバーライド
◎3/7~3/16
ソチ2014パラリンピック冬季競技大会/ロシア・ソチ
【国内大会】
◎2/7~2/9
2014ジャパンパラ冬季競技大会/北海道・旭川
◎2/7~2/10
全日本障害者クロスカントリースキー競技大会/北海道・旭川