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2015IPCノルディックスキー世界選手権大会 3日目の結果
男女バイアスロン・ミドルで女子立位の阿部友里香が5位!!
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国際パラリンピック委員会(IPC)主催のノルディックスキー世界選手権大会が1月24日からアメリカ ウィスコンシン州のケーブルで開幕し、大会3日目の男女バイアスロン・ミドルが行われました。
日本からは3選手が出場し、女子立位の阿部友里香選手(日立ソリューションズJSC)が5位に入りました。出来島桃子選手(新発田市役所)は8位、男子立位で佐藤圭一選手(エイベックス・グループ・ホールディングス)は9位でした。
日本選手の成績と各種目優勝者は以下の通りとなります。
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2015IPCノルディックスキー世界選手権大会:3日目
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■開催日/1月27日(火)
■スタート時間/午前10時00分
■時差/日本より-15時間
■開催地/アメリカ ウィスコンシン州ケーブル
■天候/曇り ■気温/-3℃ ■雪温/-5℃
■開催種目/男女バイアスロン・ミドル
立位男子(2.5km×5)12.5km、女子(2km×5)10km
●競技方式
・予選なしの1ラウンドのみで競う
・射撃は1回5発を4回行う
・射撃のペナルティーは1発外すごとに1周150mのペナルティーループを周回する
●記録内のPはペナルティー(射撃で外した数)。()は内訳
例)P=2(0+1+0+1)
=ペナルティー2(1回目+2回目+3回目+4回目)
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【男子】
▼立位の部
佐藤 圭一 9位 36分秒02秒8 P=2(0+0+1+1)
[優勝:ブラディスラフ・レコムチェフ(ロシア)32分41秒2 P=0]
【女子】
▼立位の部
阿部 友里香 5位 36分34秒2 P=2(1+0+1+0)
出来島 桃子 8位 38分15秒3 P=4(2+1+1+0)
[優勝:アレクサンドラ・コノノワ(ウクライナ)31分05秒3 P=1(0+0+1+0)]
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■談話
▼阿部 友里香
今日は最終周でロシアのNataliaにコンマ4で競り勝てたのは嬉しい。しかし途中で失速してしまったところもあったので攻める滑りを心掛けていきたい。射撃は少し焦る気持ちがでてしまい満射を目標にしていただけに、2発外してしまったのは残念だった。
▼沼田 貴美 バイアスロンコーチ
世界選手権バイアスロン2レース目を終え、満射でなくてはトップ争いをすることはできません。しかし満射できる力を持っているのにレースで発揮することができていません。
射撃は平常心が大事ですが、大会でトレーニング通りの射撃をするのではなくトレーニングで大会を想定した射撃をし、それが平常心となるようなトレーニングを積み重ねていかなければならないと感じるレースでした。
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今シーズンのスケジュール
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2月14日~19日 ワールドカップ第2戦 日本/旭川市
3月7日・8日 2015ジャパンパラクロスカントリースキー競技大会 長野県/白馬村
3月16日~22日 ワールドカップ最終戦 ノルウェー/サニーベール