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IPC障害者ノルディックスキー ワールドカップ第1戦 1日目の結果
男子座位の久保恒造が4位
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国際パラリンピック委員会(IPC)主催のワールドカップ(W杯)第1戦が12月11日にフィンランド・ボッカティで開幕し、大会1日目の男女クロスカントリースキー・ミドル・クラシカルが行われました。
日本からは4選手が出場し、久保恒造選手(日立ソリューションズ)が4位に入りました。
日本選手の成績と各種目優勝者は以下の通りとなります。
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IPCノルディックスキーワールドカップ第1戦:フィンランド大会第1日
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■開催日/12月11日(火)
■スタート時間/午前10時00分
■時差/日本より-7時間
■開催地/フィンランド・ボッカティ
■天候/曇り
■気温/-4℃
■雪温/-5℃
■開催種目/男女クロスカントリースキー・ミドル・クラシカル
(男子10km、女子5km)
【男子】
▼座位の部
久保 恒造(日立ソリューションズ) 4位 29分47秒5
[優勝:イレク・ザリポフ(ロシア) 29分07秒7]
▼立位の部
新田 佳浩(日立ソリューションズ) 9位 28分24秒8
[優勝:ルーシャン・ミネグロフ(ロシア) 26分23秒0]
【女子】
▼座位の部
江野 麻由子(秋田県大館市立第一中学校) 15位
[優勝:アンドレア・エスカウ(ドイツ) 16分29秒6]
▼立位の部
阿部 友里香(岩手県立盛岡南高等学校/日立ソリューションズJSC) 7位 18分00秒2
[優勝:アレクサンドラ・コノノバ(ウクライナ) 15分43秒3]
■談話
▼久保 恒造
今日はレース感覚を養い、今シーズンから取り入れているコンディション作りの成果を計る意味合いも含め、レースに出場した。
シーズン初戦で感覚は完全ではないが、身体の動き自体は悪くない。
クロカン自己最高順位の5位を更新し、手応えは感じているが、上位3人との走力のタイム差を今後、更に縮めていきたい。
また、メインとしているバイアスロンに向けての一戦でもあったので、今日の結果を弾みにし、バイアスロンでも上位を目指して頑張っていきたい。
▼荒井 秀樹 監督
ワールドカップ初戦、久保恒造が久しぶりのクロカンレースに出場し、新型シットスキーの状況と、これまでのトレーニングの成果を見る絶好の機会だった。ロシア・ベラルーシ勢とトップを争うレース展開で、幸先の良いスタートを切ったと言える。
新田佳浩ら、3名は初戦のプレッシャーに負けないよう、今持てる力を存分に発揮した。特に新田はレース前半、トップグループで競い、後半は失速してしまったが、今季の目標であるソチパラリンピック プレ大会のクロカン・ロング・クラシカルに向け、新たな決意をしたと思う。
初出場の阿部友里香、江野麻由子はチームスタッフ、チームメイトの応援を受け、最後まで奮闘した。
明日はリレー競技と続くので、日本の皆様の応援を宜しくお願い致します。