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IPC障害者ノルディックスキー ワールドカップ第1戦 3日目の結果
女子立位の太田渉子が5位!
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国際パラリンピック委員会(IPC)主催のワールドカップ(W杯)第1戦が12月11日にフィンランド・ボッカティで開幕し、大会3日目の男女クロスカントリースキー・ミドル・フリーが行われました。
日本からは5選手が出場し、太田渉子選手(日立ソリューションズ)が5位に入りました。
日本選手の成績と各種目優勝者は以下の通りとなります。
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IPCノルディックスキーワールドカップ第1戦:フィンランド大会第3日
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■開催日/12月13日(木)
■スタート時間/午前10時00分
■時差/日本より-7時間
■開催地/フィンランド・ボッカティ
■天候/曇り
■気温/-6℃
■雪温/-7℃
■開催種目/男女クロスカントリースキー・ミドル・フリー
(男子立位10km、女子立位5km、女子座位2.5km)
【男子】
▼立位の部
新田 佳浩(日立ソリューションズ) 16位 27分53秒3
佐藤 圭一(エイベックス・エンタテインメント) 17位 28分08秒5
[優勝:ルーシャン・ミネグロフ(ロシア) 24分13秒4]
【女子】
▼座位の部
江野 麻由子(秋田県大館市立第一中学校) 14位 12分09秒7
[優勝:アンドレア・エスカウ(ドイツ) 7分55秒6]
▼立位の部
太田 渉子(日立ソリューションズ) 5位 15分29秒0
出来島 桃子(新発田市役所) 7位 15分56秒4
阿部 友里香(岩手県立盛岡南高等学校/日立ソリューションズJSC) 8位 16分13秒2
[優勝:アレクサンドラ・コノノバ(ウクライナ) 14分18秒2]
■談話
▼太田 渉子
昨日のリレーでは板に乗り切れなったので、今日は板にしっかり乗ることを心掛けた。結果としては、昨日より板に乗ることは出来たが、ワールドカップ第1戦ということもあり、試合勘が不足しており、納得のいく滑りは出来なかった。
昨日、今日の反省を生かし、バイアスロンでは守りに入らずにスキーでは攻め、射撃では夏の練習をしっかり出せるようにしたい。
▼荒井 秀樹 監督
今日のレースでもわかるように、世界との差は開いており、特にロシア、ウクライナの選手達とのパフォーマンスは、テクニカル的にもフィジカル的にも大きな差がある。
男子はテクニカル面を改善していきたい。女子はフィジカル面にも差があるので、1年後のソチ本番を見据えた場合には、よりトレーニングを強めなければならないということを改めて実感させられた。
そのような中、阿部友里香は健闘した。出来島に17秒差、太田に44秒差まで詰め寄っている。心身共に鍛錬して、先輩たちに負けないパフォーマンスを期待したい。
残りのレース、持てる力を100%出し切るということが重要なので、頑張っていきたい。