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IPC障害者ノルディックスキー ワールドカップ第2戦 2日目の結果
男子立位の新田佳浩が2位!
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国際パラリンピック委員会(IPC)主催のワールドカップ(W杯)第2戦が1月13日にアメリカ・ケーブルで開幕し、大会2日目の男女クロスカントリースキー・ロング・クラシカルが行われました。
日本からは新田佳浩選手(日立ソリューションズ)が出場し、2位に入りました。
日本選手の成績と各種目優勝者は以下の通りとなります。
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IPCノルディックスキーワールドカップ第2戦:アメリカ大会第2日
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■開催日/1月14日(月)
■スタート時間/午前10時00分
■時差/日本より-15時間
■開催地/アメリカ・ケーブル
■天候/曇り
■気温/-11℃
■雪温/-10℃
■開催種目/男女クロスカントリースキー・ロング・クラシカル
(男子20km、女子15km)
【男子】
▼立位の部
新田 佳浩(日立ソリューションズ) 2位 54分32秒8
[優勝:ヴェガード・ダーレ(ノルウェー) 54分07秒2]
■談話
▼新田 佳浩
アメリカ大会2戦目となるクラシカルロングレースを終え、年末年始に取り組んできたトレーニングの成果を感じるレースを展開できたのは収穫だった。
一方で、ラスト5kmでパフォーマンスを上げることができなかったのは今後の課題なので、ソチプレ大会ではラストでパフォーマンスを上げられるよう、意識してトレーニングに取り組んでいきたい。
また、監督・コーチだけでなく、他の選手も含め、チーム一丸となって戦うことができ、日本パラリンピックチームの良さを感じることができたレースだった。このチームワークを次戦以降にも繋げていきたい。
▼荒井 秀樹 監督
ノルウェー・ヴェガードとの一騎打ちになったレースで、後半までリードを保ってトップを走っていたが、最終ラップで逆転を許した。
レースは登りで引き離して、平地で追いつかれるという展開だったが、登りでどれだけ差を付けるかが大きなポイントだった。雪不足で平坦なコース設定となっていたが、下肢に障害のある選手はダブルポールを多用できるので、有利と言われている。そのような中で、互角に戦えたのは大きな成果に繋がったと思う。
新田佳浩にとって今季初の表彰台となったが、この結果はチーム一丸となって勝ち取った表彰台と言える。