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IPC障害者ノルディックスキー ワールドカップ第2戦 3日目の結果
女子立位の太田渉子が2位!
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国際パラリンピック委員会(IPC)主催のワールドカップ(W杯)第2戦が1月13日にアメリカ・ケーブルで開幕し、大会3日目の男女クロスカントリースキー・スプリント・フリーが行われました。
日本からは4選手が出場し、太田渉子選手(日立ソリューションズ)が2位に入りました。
日本選手の成績と各種目優勝者は以下の通りとなります。
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IPCノルディックスキーワールドカップ第2戦:アメリカ大会第3日
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■開催日/1月15日(火)
■スタート時間/午前10時00分
■時差/日本より-15時間
■開催地/アメリカ・ケーブル
■天候/晴れ
■気温/-12℃
■雪温/-8℃
■開催種目/男女クロスカントリースキー・スプリント・フリー
(男子立位・女子立位1.2km)
●競技方式
予選を行い、準決勝、決勝を行うノックアウト方式
予選上位8人が準決勝へ進出
各組上位3人が決勝へと進む。決勝は6選手で競う。
【男子】
▼立位の部
新田 佳浩(日立ソリューションズ) 5位
※予選 3位(予選タイム:2分32秒65)
佐藤 圭一(エイベックス・エンタテインメント)準決勝敗退
※予選 7位(予選タイム:2分40秒02)
[優勝:ニルス エリック・ウルセット(ノルウェー)]
【女子】
▼立位の部
太田 渉子(日立ソリューションズ)2位
予選 1位(2分57秒35)
出来島 桃子(新発田市役所)3位
予選 3位(予選タイム:3分10秒81)
[優勝:アンナ・ミレニナ(ロシア)]
■談話
▼太田渉子
今日のレースを振り返り、予選では身体の動きが鈍かったが、決勝までの時間を上手く使ってコンディションを整えることができた。その点は収穫だ。
決勝のレースでは、コーナーリングは上手くいったが、位置取りが上手くいかず、作戦通りのレース展開が出来なかった。スタートダッシュや平地では差がない事がわかったので、登りをいかに速く走るかが今後のポイントである。
結果は2位だったが、バイアスロンレースに繋がる走りはできたので、後半戦のバイアスロンレース3戦に向けて気持ちを切り替えていきたい。
▼荒井秀樹 監督
今日のスプリントレースは、男女立位の4選手がレースに臨んだ。全選手がファイナルへ進み、表彰台に上がる事を目標としたが、太田渉子の2位、出来島桃子の3位に終わった。
予選1位で通過した太田渉子は優勝を狙ったが、決勝のレースではスタートダッシュに成功したものの、登りのコースでロシアのアンナに逆転されてしまった。
身体の速い動きと、どのような状況でも対応出来るテクニックを持ち合わせなければ勝てないという事を改めて痛感した。
後半戦はバイアスロン競技3レース、表彰台を目指してチーム一丸となって頑張っていきたい。引き続き、応援を宜しくお願いします。