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IPC障害者ノルディックスキー世界選手権スウェーデン大会2日目の結果
男子座位の久保恒造が3位!
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国際パラリンピック委員会(IPC)主催の世界選手権が2月25日にスウェーデン・ソルフテオで開幕し、大会2日目の男女クロスカントリースキー・ロング(シットカテゴリ)が行われました。
日本からは久保恒造選手(日立ソリューションズ)が出場し、3位に入りました。
久保選手の成績と種目優勝者は以下の通りとなります。
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IPC障害者ノルディックスキー世界選手権スウェーデン大会 第2日
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■開催日/2月26日(火)
■スタート時間/午前10時00分
■時差/日本より-8時間
■開催地/スウェーデン・ソルフテオ
■天候/晴れ
■気温/3℃
■雪温/-2℃
■開催種目/男女クロスカントリースキー・ロング(シットカテゴリ)(男子15km)
【男子】
▼座位の部
久保 恒造(日立ソリューションズ) 3位 42分02秒0
[優勝:ロマン・ぺトゥシコフ(ロシア) 41分02秒4]
■談話
▼久保 恒造
世界選手権ではクロスカントリー・ロングレースも狙っていた種目の一つだった。狙っているレースに向けてコンディションをしっかりと合わせ、一定の成果を出すことができた。
今日のレースは、いつも競り合っているイタリア・エンゾー選手と最後まで秒差の戦いだったので、少しのミスも許されないレース展開が最後まで続いた。
強豪各国の選手が勢揃いした中、クロスカントリー競技で表彰台に上がれたのは、夏から取り組んできたコンディション作りの成果が身に付いてきている証拠だと実感している。
次のバイアスロンに向けて、滑りの調子は良いので、これに良い形で射撃を組み合わせていければ、しっかりと戦えると感じている。
▼荒井 秀樹 監督
ソチパラリンピック本番種目でもあるクロスカントリー・ロングで、久保恒造が大きな価値のある銅メダルを獲得した。
レースは、ロシア・ローマン、ラミール、イタリア・エンゾー、ウクライナ・マクシムとの秒差の展開だった。中盤に2位まで順位を押し上げたが、最終周でエンゾーに8秒と差が開いてしまった。
これからの課題は、最初のレースの入り方と、ラストの走りをうまく纏めれば、更に上位を狙えると実感した。
車いすマラソンで取り組んできた夏場のトレーニングに加え、ソチ本番に向けて科学的な取り組みも強化していきたい。
次のバイアスロンレースでは、得意の射撃をフルに発揮して、さらに上位を目指したい。
日本の皆様の応援には感謝しております。明日以降もチーム一丸となって戦いますので、引き続き、ご声援の程、宜しくお願い致します。