====================================
IPC障害者ノルディックスキー ワールドカップ第1戦 2日目の結果
女子立位の太田渉子が2日連続の2位!
====================================
国際パラリンピック委員会(IPC)主催のワールドカップ(W杯)第1戦が12月9日にカナダ・キャンモアで開幕し、大会2日目の男女クロスカントリースキー・スプリント・クラシカルが行われました。
日本からは5選手が出場し、太田渉子選手(日立ソリューションズ)が2日連続の2位に入りました。
日本選手の成績と各種目優勝者は以下の通りとなります。
====================================
IPCノルディックスキーワールドカップ第1戦:カナダ大会2日目
====================================
■開催日/12月10日(火) ■スタート時間/午前10時00分
■時差/日本より−16時間 ■開催地/カナダ・キャンモア
■天候/晴れ ■気温/−11℃ ■雪温/−10℃
■開催種目/男女クロスカントリースキー・スプリント・クラシカル
(立位1.25km、座位750m)
●競技方式
予選を行い、準決勝、決勝を行うノックアウト方式
予選上位12人が準決勝へ進出、2組に分かれて決勝進出を競う
各組上位3人が決勝へと進み、決勝は6選手で競う
【男子】
▼座位の部
久保 恒造 7位 (予選タイム:2分14秒31)
[優勝:ロマン・ペトゥシコフ(ロシア)]
▼立位の部
新田 佳浩 6位 (予選タイム:3分16秒09)
佐藤 圭一 17位 (予選タイム:3分36秒73)
岩本 啓吾 24位 (予選タイム:4分16秒67)
[優勝:ブラディスラフ・レコムチェフ(ロシア)]
【女子】
▼立位の部
太田 渉子 2位 (予選タイム:4分04秒57)
[優勝:アレーナ・カウフマン(ロシア)]
************************************************************************
■談話
▼太田 渉子
2日目を終えて、キャンモアのスプリントコースはカーブが急で、コーナーワークを意識していたが、決勝では位置取りが上手くいかず、減速してしまったところが課題として残った。また、予選と決勝の間が3時間以上あったが、時間の過ごし方やアップの仕方を見直し、次に繋げていきたい。
次戦はバイアスロン・ショートレースとなるが、気持ちを切り替えて、集中して臨んでいきたい。
▼荒井 秀樹 監督
太田渉子が2日連続2位で表彰台に上がった。新田佳浩は6位、久保恒造が7位、佐藤圭一が17位、岩本啓吾が24位。太田と新田が決勝に進出した。2人ともクラシカルを得意としており、ロシアのライバル達と最後まで競った。
本日のレースを振り返ると、太田は、予選レースでは良い滑りが出来ても、決勝において本来の滑りが出来ないでいる。ソチ本番に向けてスプリントレースの戦い方をもう一度見直し、強化していきたい。久保は久しぶりのスプリントレースで、世界のトップレベルの選手達と互角に戦えた。スロースターターと言われてきた久保だが、これをきっかけにスピード力を付けていきたい。
12日のクラシカルロングには、新田と久保が持てる力を出し切れるよう、万全の体制で臨んでいきたい。日本の皆様の応援を宜しくお願いします。