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IPC障害者ノルディックスキー ワールドカップ第2戦 1日目の結果
男子立位の新田佳浩が5位!
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国際パラリンピック委員会(IPC)主催のワールドカップ(W杯)第2戦が1月8日にフィンランド・ボッカティで開幕し、大会1日目の男女クロスカントリースキー・ミドル・クラシカルが行われました。
日本からは7選手が出場し、新田佳浩選手(日立ソリューションズ)が5位に入りました。
日本選手の成績と各種目優勝者は以下の通りとなります。
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IPCノルディックスキーワールドカップ第2戦:フィンランド大会1日目
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■開催日/1月8日(水)
■スタート時間/午前10時00分
■時差/日本より-7時間
■開催地/フィンランド・ボッカティ
■天候/曇り ■気温/1℃ ■雪温/-1℃
■開催種目/男女クロスカントリースキー・ミドル・クラシカル
(男子10km、女子5km)
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【男子】
▼座位の部
久保 恒造 10位 27分35秒8
[優勝:ロマン・ペトゥシコフ(ロシア) 25分34秒6]
▼立位の部
新田 佳浩 5位 26分07秒6
佐藤 圭一 14位 28分36秒1
岩本 啓吾 19位 35分05秒2
[優勝:ブラディスラフ・レコムチェフ(ロシア) 24分54秒0]
【女子】
▼立位の部
太田 渉子 7位 16分28秒9
阿部 友里香 8位 16分31秒3
[優勝:アレクサンドラ・コノノバ(ウクライナ) 15分08秒1]
▼座位の部
江野 麻由子 15位 19分20秒2
[優勝:アンドレア・エスカウ(ドイツ) 14分26秒1]
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■談話
▼新田 佳浩
今日のレースを終えて、初戦のカナダ大会より調子は良くなってきたので、海外選手と戦える位置に近づいてきたと感じることのできるレースだった。
ただ、中盤以降のタイムロスが順位を非常に大きく変えるレースだったので、第3戦のドイツ大会のミドルレースでは修正していきたい。
▼荒井 秀樹 監督
初戦のクラシカルレース10kmに出場した新田佳浩は、中盤の5km地点で3位まで追い上げをみせたが、惜しくも5位。ライバルのイルカ選手(フィンランド)と最後まで接戦で、前回のカナダ大会より、良い状態になってきている。
後は、ドイツ大会でのクラシカルレースで、どこまで追い込んで行けるかが課題だ。
シットスキー10kmの久保恒造は10位だった。旧型のシットスキーをテストしてみたが、平地などで差を付けられている。登りでは、トップと互角か、ほぼ同タイム。
明日は、新型シットスキーで臨む予定。ソチ本番に向けて、ワックスや用具など、万全な態勢を作り上げていきたい。
今日出場した代表選手5名とジュニア選手2名は、持てる力を出しきったレースだったと思う。明日はバイアスロン競技へも繋がるレースなので、チーム一丸となって臨みたい。今年も日本チームへの応援をよろしくお願い致します。