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IPC障害者ノルディックスキー ワールドカップ第3戦 1日目の結果
女子立位の出来島桃子が4位!
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国際パラリンピック委員会(IPC)主催のワールドカップ(W杯)第3戦が1月17日にドイツ・オーベストドルフで開幕し、大会1日目の男女クロスカントリースキー・ロング・フリーが行われました。
日本からは5選手が出場し、出来島桃子選手(新発田市役所)が4位に入りました。
日本選手の成績と各種目優勝者は以下の通りとなります。
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IPCノルディックスキーワールドカップ第3戦:ドイツ大会1日目
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■開催日/1月17日(金)
■スタート時間/午前10時00分
■時差/日本より-8時間
■開催地/ドイツ・オーベストドルフ
■天候/曇り ■気温/6℃
■雪温/0℃
■開催種目/男女クロスカントリースキー・ロング・フリー
(男子立位:20km、男子座位、女子立位15㎞)
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【男子】
▼座位の部
久保 恒造 6位 38分16秒0
[優勝:クリス・クレベル(カナダ) 36分52秒6]
▼立位の部
佐藤 圭一 13位 1時間00分29秒3
[優勝:ルーシャン・ミネグロフ(ロシア) 50分32秒7]
【女子】
▼立位の部
出来島 桃子 4位 46分27秒6
太田 渉子 5位 46分57秒2
阿部 友里香 7位 48分16秒4
[優勝:アレクサンドラ・コノノバ(ウクライナ) 43分00秒1]
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■談話
▼出来島 桃子
ロシアやウクライナの強豪選手が多数エントリーしているクロカンレースで、4位という成績を残せたのは嬉しい。
レースを振り返ると、下り以外は練習してきた滑りをする事ができたので良かった。一方で、下りはどうしても制動を掛けてしまい、失速してしまったのは課題です。今後、更に練習して克服していきたい。
今年は多くの合宿に参加させてもらい、ありがたい環境で練習させてもらったので、今後のレースでも練習してきた事をしっかりと出せるように頑張っていきたいと思います。
▼荒井 秀樹 監督
ワールドカップ最終シリーズとなるクロスカントリースキー・ロング・フリーが雪不足の中、2.5kmのコースで行われた。
あいにくの天候の中、人工雪も崩れた悪コンディションだったが、出来島と太田が、ワールドカップ初戦のカナダ大会、第2戦のフィンランド大会では勝つことのできなかったロシア勢のアレーナやナターリアに競り勝ち、それぞれ4位、5位と順位を上げた。
惜しくも表彰台には届かなかったが、女子立位クラスの日本選手は調子が上向きなので、残りのスプリント、ミドル・クラシカルに向け、表彰台を目指していきたい。
また、調子がなかなか上向かなかった太田が、復調の兆しを見せているので、得意のスプリントレースに期待している。