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IPC障害者ノルディックスキー ワールドカップ第3戦 最終日の結果
男子立位の新田佳浩が3位!
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国際パラリンピック委員会(IPC)主催のワールドカップ(W杯)第3戦が1月17日にドイツ・オーベストドルフで開幕し、大会最終日の男女クロスカントリースキー・ミドル・クラシカルが行われました。
日本からは7選手が出場し、新田佳浩選手(日立ソリューションズ)が3位に入りました。
日本選手の成績と各種目優勝者は以下の通りとなります。
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IPCノルディックスキーワールドカップ第3戦:ドイツ大会最終日
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■開催日/1月19日(日)
■スタート時間/午前10時00分
■時差/日本より-8時間
■開催地/ドイツ・オーベストドルフ
■天候/曇り ■気温/8℃ ■雪温/0℃
■開催種目/男女クロスカントリースキー・ミドル・クラシカル
(男子10km、女子5km)
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【男子】
▼座位の部
久保 恒造 5位 23分57秒8
[優勝:クリス・クレベル(カナダ) 23分34秒7]
▼立位の部
新田 佳浩 3位 27分29秒9
佐藤 圭一 11位 29分16秒0
岩本 啓吾 19位 35分50秒9
[優勝:ブラディスラフ・レコムチェフ(ロシア) 26分37秒7]
【女子】
▼立位の部
太田 渉子 8位 17分18秒9
阿部 友里香 9位 17分25秒9
出来島 桃子 13位 18分34秒5
[優勝:アレクサンドラ・コノノバ(ウクライナ) 15分10秒5]
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■談話
▼新田 佳浩
気温が非常に高く、ソチに近いコース条件の中で、表彰台に立つことができたのは非常に良かったと思う。第2戦フィンランド大会でのミドルレースで、レース中盤以降にタイムを落としてしまった反省点を今回は修正できた。また、この条件に合った板を作ってもらったワックスマン、コースで応援してくれたスタッフや選手に感謝したい。
ソチに向けて、応援してくれている多くの方々に感謝をし、良い形で本番を迎えれらるように、しっかりと準備をしていきたい。
▼荒井 秀樹 監督
最終戦のクラシカルレースは、気温も上昇し、湿雪の中で行われた。雪が重く、各選手共に苦しいレース展開を強いられた。その中、新田佳浩は最初から好位置に付け、中間の5km地点ではトップと17秒差の3位で折り返した。その後、一時は秒差で追い上げたが、最終周でロシア・ブラディスラフ選手に57秒の差を付けられた。
クロスカントリースキー最終戦で表彰台に上がることができたのは価値があるが、本人も更なる上を目指しているし、チームとしてもソチでの表彰台で真ん中に立たせるためにチーム一丸となって戦っていきたい。
いよいよソチに向けて、最終的な強化を図り、万全の態勢で臨みたい。日本の皆様の応援をありがとうございました。