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IPC障害者ノルディックスキー ワールドカップ最終戦 1日目の結果
女子立位の太田渉子が5位!
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国際パラリンピック委員会(IPC)主催のワールドカップ(W杯)最終戦が1月23日にドイツ・オーバーライドで開幕し、大会1日目の男女バイアスロン・ショートが行われました。
日本からは5選手が出場し、太田渉子選手(日立ソリューションズ)が5位に入りました。
日本選手の成績と各種目優勝者は以下の通りとなります。
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IPCノルディックスキーワールドカップ最終戦:ドイツ大会1日目
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■開催日/1月23日(木)
■スタート時間/午後5時00分
■時差/日本より-8時間
■開催地/ドイツ・オーバーライド
■天候/霧 ■気温/0℃
■雪温/-1℃
■開催種目/男女バイアスロン・ショート(男子7.5km、女子6km)
●競技方式
・予選なしの1ラウンドのみで競う
・射撃は1回5発を2回行う
・射撃のペナルティーは1発外すごとに1周150mのペナルティーループを周回する
●記録内のPはペナルティー(射撃で外した数)。()は内訳
例)P=1(0+1)=ペナルティー1。(1回目+2回目)
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【男子】
▼座位の部
久保 恒造 9位 24分25秒2 P=1(0+1)
[優勝:ロマン・ペトゥシコフ(ロシア) 22分13秒1 P=0]
▼立位の部
佐藤 圭一 15位 19分57秒1 P=1(1+0)
[優勝:アザト・カラチュリン(ロシア) 17分27秒3 P=1(1+0)]
【女子】
▼立位の部
太田 渉子 5位 19分15秒1 P=0
出来島 桃子 9位 20分54秒6 P=2(0+2)
阿部 友里香 12位 21分22秒4 P=1(0+1)
[優勝:アンナ・ミレニナ(ロシア) 17分40秒2 P=1(0+1)]
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■談話
▼太田 渉子
ワールドカップファイナルの初戦はバイアスロンのナイトレースで、日中の過ごし方やアップの仕方に苦労した。作戦としては、6kmだったのでスプリントのつもりでスタートした。結果としては、ラスト1周のタイムが良く、このラストの走りが最初から出来なければソチ本番では表彰台が難しいと感じた。
このコースは登って射場に入るので、呼吸調整を慎重にして確実に当てられた点は、これまでの練習の成果が出せて良かった。
残り2戦、ソチ本番を見据えてどこまでやれるか、特に走力面で頑張っていきたい。
▼荒井 秀樹 監督
ナイターで初めて行われたバイアスロン・ショートレース、靄がかかり、視界がとても悪い、小雨交じりの雪が降る中でのレースとなった。太田渉子、出来島桃子、阿部友里香の立位女子の3選手に期待したが、ロシア、ウクライナの走力の前に、太田の5位が最高順位だった。
1周2kmのコースの中で、登りから下りへ差し掛かるポイントで、いかにベストラインを取り、力強く走り切るかが重要となっている。残り2戦の中で、出来ることを全てやり尽くしたいと思う。