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IPC障害者ノルディックスキー ワールドカップ最終戦 2日目の結果
女子立位の出来島桃子が6位!
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国際パラリンピック委員会(IPC)主催のワールドカップ(W杯)最終戦が1月23日にドイツ・オーバーライドで開幕し、大会2日目の男女バイアスロン・ロングが行われました。
日本からは5選手が出場し、出来島桃子選手(新発田市役所)が6位に入りました。
日本選手の成績と各種目優勝者は以下の通りとなります。
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IPCノルディックスキーワールドカップ最終戦:ドイツ大会2日目
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■開催日/1月25日(土)
■スタート時間/午前11時00分
■時差/日本より-8時間
■開催地/ドイツ・オーバーライド
■天候/晴れ ■気温/-3℃ ■雪温/-1℃
■開催種目/男女バイアスロン・ロング
(男子15km、女子12.5km)
●競技方式
・予選なしの1ラウンドのみで競う
・射撃は1回5発を4回行う
・射撃のペナルティーは1発外すごとにゴールタイムに1分加算される
●記録内のPはペナルティー(射撃で外した数) ()は内訳
例)P=1(0+1+0+0)
=ペナルティー1(1回目+2回目+3回目+4回目)
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【男子】
▼座位の部
久保 恒造 7位 44分13秒6 P=0
[優勝:ロマン・ペトゥシコフ(ロシア) 41分08秒9 P=0]
▼立位の部
佐藤 圭一 12位 44分12秒1 P=1(0+0+1+0)
[優勝:アザト・カラチュリン(ロシア) 39分45秒1 P=0]
【女子】
▼立位の部
出来島 桃子 6位 41分33秒5 P=1(0+0+0+1)
太田 渉子 7位 41分59秒0 P=1(0+0+0+1)
阿部 友里香 12位 45分50秒6 P=2(0+0+0+2)
[優勝:アンナ・ミレニナ(ロシア) 35分44秒6 P=0]
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■談話
▼出来島 桃子
板がよく滑ったので、練習通り、しっかりと滑ることができた。また、射撃もショートでの反省を生かしてレースに臨むことができた。
ただ、4回目の射撃で、初弾を外してしまったのは反省点なので、明日はしっかりと準備して最終レースに臨みたい。
▼荒井 秀樹 監督
今シーズンのワールドカップで、最後のバイアスロン・ロングレースが行われた。座位の部では、上位をロシアが独占し、ロシア以外では久保恒造の7位が最高成績となった。ソチ本番でも、このロシア勢との戦いになるだろう。風邪気味で体調不良の中、15kmを走り切り、満射の成績を残した。しっかりと体調を整えてソチ本番に備えたい。
女子立位の部では、出来島桃子が6位に入った。上位5人は全て満射で、ここに食い込むには相当の走力と射撃力が問われている。
男子立位の佐藤圭一は、初回の射撃成績では11番手だったが、3回目の射撃でペナルティ1となり、12位で終わった。ソチまでの残された期間、走力も含め、より射撃力を強化していきたい。
明日、今シーズンのワールドカップ最終レース、バイアスロン・ミドルなので、チーム一丸となって頑張っていきたい。日本の皆さんの応援を宜しくお願い致します。