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ソチ2014パラリンピック冬季競技大会 1日目の結果
男子座位の久保恒造が3位!
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国際パラリンピック委員会(IPC)主催のソチ2014パラリンピック冬季競技大会が3月7日にロシア・ソチで開会し、3月8日に大会1日目の男女バイアスロン・ショートが行われました。
日本からは5選手が出場し、久保恒造選手(日立ソリューションズ)が3位に入りました。
日本選手の成績と各種目優勝者は以下の通りとなります
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ソチ2014パラリンピック冬季競技大会:大会1日目
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■開催日/3月8日(土)
■スタート時間/午前10時00分
■時差/日本より−5時間
■開催地/シア・ソチ
■天候/晴れ ■気温/6℃ ■雪温/0℃
■開催種目/男女バイアスロン・ショート(男子7.5km、女子6km)
●競技方式
・予選なしの1ラウンドのみで競う
・射撃は1回5発を2回行う
・射撃のペナルティーは1発外すごとに1周150mのペナルティーループを周回する
●記録内のPはペナルティー(射撃で外した数)。()は内訳
例)P=1(0+1)=ペナルティー1。(1回目+2回目)
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【男子】
▼座位の部
久保 恒造 3位 21分45秒6 P=0
[優勝:ロマン・ペトゥシコフ(ロシア) 21分03秒7 P=0]
▼立位の部
佐藤 圭一 13位 20分56秒4 P=0
[優勝:ブラディスラフ・レコムチェフ(ロシア) 19分13秒7 P=1(0+1]
【女子】
▼立位の部
太田 渉子 6位 19分47秒5 P=0
出来島 桃子 8位 20分38秒6 P=1(1+0)
阿部 友里香 13位 24分09秒3 P=4(1+3)
[優勝:アレーナ・カウフマン(ロシア) 18分27秒2 P=0]
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■談話
▼久保 恒造
初日を終えて、初戦は地元ロシアの雰囲気に呑まれることなく、自分の思い通りのレースができた。
走力に関しては、コンディションが非常に良いので、秒差争いの中、ラストの周回でしっかりとペースを上げることができた。また、射撃に関しては、周りのペースに乱されないよう、確実に当てていくことだけに集中した。
明日以降も、自身がメインに据えているロングレースが続くので、闘えるコンディションを整え、しっかりとレースに臨みます。
▼荒井 秀樹 監督
久保恒造が接戦を制し3位を勝ち取った。朝の冷え込みによりコースが硬いバーンとなり、高速レースになった。LW12の座位バランスが良い選手に有利なレース展開だった。下りやコーナーなどは体幹と腰でスキー操作することができ、脊損の選手にとっては苦しかった。また、シード選手が先にスタートする方法が採用され、なおのこと、シード権を持つLW12の選手は有利だった。そのような条件でも、確実に満射(ミスショットなし)し、ラストの周回でアメリカのアンディ選手と1秒差で競い、ゴール直線で勝つことができた。
初戦の幸先のいいスタートができ、明日以降のレースでもチーム一丸となって戦いたい。