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IPC障害者ノルディックスキー ワールドカップ第1戦 2日目の結果
バイアスロン・ロングで出来島桃子が8位!!
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障害者ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)は12月11日、フィンランド・ヴォッカティでバイアスロン・ロングレースが行われ、女子(12.5キロ)立位で出来島桃子選手(新発田市役所)は8位でした。男子(15キロ)立位の佐藤圭一選手(エイベックス・グループ・ホールディングス)は9位に入りました。
日本選手の成績と各種目優勝者は以下の通りとなります。
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IPCノルディックスキーワールドカップ第1戦:フィンランド大会2日目
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■開催日/12月11日(木)
■スタート時間/午前10時00分
■時差/日本より-7時間
■開催地/フィンランド・ヴォッカティ
■天候/曇り ■気温/+1℃ ■雪温/-0.2℃
■開催種目/男女バイアスロン・ロング
男子3km×5(15km)、女子2.5km×5(12.5km)
●競技方式
・1周毎に1回の射撃(全て伏せ撃ち)を行う
・射撃は1回5発を4回行う
・射撃のペナルティーは1発外すごとにゴールタイムに1分加算される
●記録内のPはペナルティー(射撃で外した数)()は内訳
例)P=1(0+1+0+0)
=ペナルティー1(1回目+2回目+3回目+4回目)
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【男子】
▼立位の部
佐藤 圭一 9位 43分秒29秒2 P=3(0+1+0+2)
[優勝:ニルス・エリク・ウルセット(ノルウェー)38分08秒8 P=0]
【女子】
▼立位の部
出来島 桃子 8位 50分17秒4 P=4(1+1+1+1)
[優勝:マイア・ヤルヴェラ(フィンランド)42分34秒7 P=0]
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■談話
▼出来島桃子
昨日と今日のバイアスロンのレースで、スキーと射撃において今後、練習して改善していかなければならない点を確認できた。今シーズンから射撃の時に右手を固定する位置を変えたが、1月の世界選手権までに調整の効果がより出るように、限られた期間の中しっかり練習していきたい。
▼大和田 いつか バイアスロンコーチ
本日は風が強い中でのレースでしたが、当たりの弾痕が非常に安定していた分、余計にハズレが勿体ないと感じるレースでした。しかしながら、昨日、今日と射撃のリズムがとても良かったので、そこは次のレースにもつなげていってもらいたい。また、今の走力で海外戦で勝つためには、非常に射撃が重要となることを痛感したレースでした。
▼大平紀夫 ヘッドコーチ
日本チームからは、男子は佐藤圭一選手、女子は出来島桃子選手の2名が出場した。瞬間的に強い風が舞うコンデイションの中でのレースだったが、男女共、上位2名の選手は満射という安定した射撃をしている。いかなるコンディションでも射撃の成功率を高めていくことことが必要であると感じた。
出来島選手の走りに関しては、フィンランドに来て間もないということもあり、体の動きはこれから上向いていくと感じている。後半戦にバイアスロン競技が2レースあるので、射撃、滑りを少しでも修正し、後半戦に臨んでいきたい。