トレーニングは、1日3本行った。
早朝は大会コースをローラースキーで下見がてらタイムを計り、スピードを意識したトレーニングを行った。ゴール付近で競り合うようにタイム差をつけてスタートをするとタイムが伸びた。
(1分早くスタートした太田選手に追いつく鹿沼選手(4.5k地点))
インターバルのような苦しいトレーニングは何人かで競い合うことで、更に効果が増す。皆、競い合いながら苦しいインターバルを乗り切った。
(若井コーチから檄がとぶ太田渉子選手)
暑い中でのランニングは水分が命。リュックに3リットル水分を入れた大平コーチが、自転車で選手より先回りをし、選手が水分を切らさないように注意した。
(登り坂600mインターバルの鹿沼由理恵選手)
最終日はローラースキー大会に参加。男女とも5キロの競技だった。
下見で十分コースを滑り込んでいるので、最初から積極的に飛ばす選手たち。高校生や、一般の選手たちに混じって、勝負を挑んだ。
(ゴールをめざす出来島桃子選手)
(登り坂を懸命に走る太田渉子選手)
他の選手たちと比較すると、ピッチが遅く、速い動きができていない。
今後のトレーニング次第で、まだまだタイムを短縮できる。
喜井寛選手が、成年男子の部で第5位と大健闘。デフリンピックに向けて、自信をつけた大会だった。
(自衛隊選手が多い中、見事5位入賞)
(成年男子表彰式)
(成年女子表彰式)
(報告:大平紀夫ヘッドコーチ)