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IPC障害者ノルディックスキー ワールドカップ 第1戦4日目の結果
クロスカントリー・スプリント・フリーで男子立位の佐藤圭一選手が10位
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国際パラリンピック委員会(IPC)主催のワールドカップ(W杯)第1戦が12月10日にフィンランド・ヴォッカティで開幕し、大会4日目の男女クロスカントリースキー・スプリント・フリーが行われました。
日本からは3選手が出場し、男子立位の佐藤圭一選手(エイベックス・グループ・ホールディングス)が10位、岩本啓吾選手(東京美装興業)が25位、女子立位の出来島桃子選手(新発田市役所)は10位でした。
日本選手の成績と各種目優勝者は以下の通りとなります
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IPCノルディックスキーワールドカップ第1戦:フィンランド大会4日目
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■開催日/12月14日(日)
■スタート時間/午前10時00分
■時差/日本より-7時間
■開催地/フィンランド・ヴォッカティ
■天候/晴れ ■気温/-4℃ ■雪温/-2.8℃
■開催種目/男女クロスカントリースキー・スプリント・フリー
立位男子1.3km、立位女子1.3km
●競技方式
予選を行い、準決勝、決勝を行うノックアウト方式
予選上位12人が準決勝へ進出、2組に分かれて決勝進出を競う
各組上位3人が決勝へと進み、決勝は6選手で競う
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【男子】
▼立位の部
佐藤 圭一 10位 (予選タイム:2分54秒77)
岩本 啓吾 25位 (予選タイム:3分36秒31)
[優勝:セルゲイ・ラプキン(ロシア)(予選タイム:2分41秒16)]
【女子】
▼立位の部
出来島 桃子 10位 (予選タイム:3分56秒18)
[優勝:アレクサンドラ・コノノバ(ウクライナ)(予選タイム:3分13秒82)]
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■談話
▼佐藤圭一 選手
強豪国の有力選手がいない中でのレースでしたがトップ10に入れて嬉しい。
夏場のトレーニングの一環として、トライアスロンのスプリント種目をメインにやってきたことが活きた。だが、2014ソチパラリンピックでの実力差通り、強豪国には歯が立たないのが現状。
ナショナルチーム体制がプロフェッショナルな彼等においていかれないように、自分のトレーニング内容をさらに良いものへと確立させていきたい。
▼大平紀夫 ヘッドコーチ
男子立位は、佐藤選手が予選を12位で通過することができた。準決勝では、ノルウェーのエリック選手をゴール目前でかわし、1組目の中では5位となった。決勝進出に向けて準備をしてきたが、結果は準決勝敗退となった。
岩本選手はスタートからピッチを上げ力走したが25位となり予選敗退となった。女子立位は、出来島選手が予選10位となり予選敗退となった。
男子立位準決勝では、同時スタートした強豪国の選手から、200m付近で4秒近く離されてしまうことから、今後の世界選手権、旭川ワールドカップまでに、少しでも差を縮められるよう技術の改善を図っていく。