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IPC障害者ノルディックスキー ワールドカップ第2戦 4日目の結果
クロスカントリースキー・スプリント・フリーで、女子立位の阿部友里香が2位!!
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国際パラリンピック委員会(IPC)主催のワールドカップ(W杯)第2戦が2月14日に北海道旭川市で開幕し、大会4日目の男女クロスカントリースキー・スプリント・フリーが行われました。
「2015 IPC クロスカントリースキー ワールドカップ旭川大会」は、障がい者クロスカントリースキーではアジア初のワールドカップです。世界9か国から選手が参加しています。
本日のレースには日本からは11選手が出場し、女子立位の阿部友里香選手(日立ソリューションズJSC)が2位に入りました。
日本選手の成績と各種目優勝者は以下の通りとなります。
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IPCノルディックスキーワールドカップ第2戦:旭川大会4日目
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■開催日/2月18日(水)
■スタート時間/午前10時00分
■開催地/北海道旭川市 富沢クロスカントリースキーコース
■天候/くもり ■気温/1℃ ■雪温/1℃
■開催種目/男女クロスカントリースキー・スプリント・フリー 1km
※2015 IPC クロスカントリースキー ワールドカップ旭川大会 特設サイト
http://japanteam.jp/wc/index_j.html
※参加選手の一覧はこちら
http://japanteam.jp/wc/pdf/athlete_list0213fin.pdf
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【男子】
▼立位の部
新田 佳浩 7位
佐藤 圭一 9位
星澤 克 11位
岩本 啓吾 13位
[優勝:ブラディスラフ・レコムチェフ(ロシア)]
▼視覚の部
高村和人 4位
加藤 弘 5位
日野沢瑛 6位
[優勝:アントニー・シャロコン(フランス)]
▼座位の部
猪飼 嘉司 7位
馬場 達也 8位
[優勝:アンドリュー・ソール(アメリカ)]
【女子】
▼立位の部
阿部 友里香 2位
出来島 桃子 4位
[優勝:エカテリーナ・ルミヤンチェバ(ロシア)]
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■談話
▼阿部 友里香 選手
今日は予選のときスローペースでのスタートになってしまったため、決勝ではピッチを上げて滑ることを心がけた。決勝時に上りで追い越されてしまったが、前を行くブリタニーに必死に食らいつき、板が抜群に滑っていたのでゴール手前で差を詰めることができ、最後の直線で競り勝つことができた。
レースを振り返ると、上りから下りに入る時しっかり足を入れ勢いをつけて下っていくことができ、また滑る板を作ってくれたワックスマンに感謝したい。明日は最終日なので、最後までしっかり滑り抜きたい。
▼長濵 一年 クロスカントリーコーチ
大会4日目、スプリントフリー競技が行われた。
日本は立位・視覚・座位の部に選手をエントリーしメダル獲得に臨んだ。その中で女子立位の部に出場した阿部友里香が、ファイナル決勝でスタート直後から激しい2位争いを繰り広げデットヒートの末、ほんの僅かな差で先にゴールに飛び込み見事、銀メダルを獲得した。
今日の阿部は技術とレースの先々を読めるほどの冷静さがあり、特に技術面では大きく滑らすスケーティングと地形にあった走法の使い分けができて、制動を落さないほぼ完璧なレース運びができた。今日のレースは阿部自身を新たに成長させる内容であり高く評価したい。
旭川大会も明日が最終日となるが、我々は最後まで攻めのあるレースを心がけ一つでも多くメダル獲得ができるよう頑張って行きたい。
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今シーズンのスケジュール
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◇ワールドカップ第2戦 北海道旭川市◇
2月19日(木)ミドル(フリー)
◇3月7日・8日 2015ジャパンパラクロスカントリースキー競技大会 長野県/白馬村
◇3月16日~22日 ワールドカップ最終戦 ノルウェー/サニーベール