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2015IPC ノルディックスキーワールドカップ最終戦
3月17日(火)ノルウェーのスルナダルで、いよいよ開幕!
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国際パラリンピック委員会(IPC)主催のノルディックスキーワールドカップ最終戦が3月17日からノルウェーのスルナダルで開催されます。
今期を締めくくる最終戦に、日本からはクロスカントリー/バイアスロン代表の6選手が出場します。
以下、ワールドカップ最終戦スケジュール、選手、監督・コーチのコメントとなりますので、ご確認の程、何卒、宜しくお願い申し上げます。
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ワールドカップ最終戦スケジュール : ノルウェー スルナダル
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3月17日(火)クロスカントリー・ロング・フリー
18日(水)バイアスロン・ショート
20日(金)バイアスロン・パシュート
21日(土)クロスカントリー・ミドル・クラシカル
22日(日)バイアスロン・ロング
※スタート時間は現地時間、毎日午前10時の予定
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出場選手/監督・コーチ コメント
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*プロフィール内 LW、Bは障害のクラス分け記号
【選手】
■男子
▼立位
≫新田 佳浩(日立ソリューションズ)
にった よしひろ/1980年6月8日/岡山県西粟倉村出身/LW8:片腕障害
ワールドカップ最終戦は、クラシカルのミドルでもう1度表彰台に立つことが、来シーズンにつながると考えています。
そしてその延長線上にピョンチャンがあります。
まずは、クラシカルの新田はさすがだ!!と思わせるレースができるように、しっかり準備していきます。
≫岩本 啓悟(東京美装興業)
いわもと けいご/1995年11月20日/岐阜県飛騨市出身/LW3:下肢障害
今回のノルウェーのワールドカップで今シーズンは終わります。今回は20キロのフリーと10キロクラシカルに出場します。
20キロは長いレースになるので自分のペースを維持して走れるようにしたいです。
またクラシカルはコースにあわせてピッチをあげたりして一秒でも速くゴールしたいと思います。
▼視覚
≫高村和人(岩手県立盛岡視覚支援学校)
たかむら かずと/1982年7月29日/秋田県仙北市/B1:視覚障害
いよいよ始まった海外初参加となるノルウェーワールドカップ。今大会では、タフさとトリッキーさを兼ね備えたコースを前走するガイドと共にどう攻略するかがポイントになりそうだ。迫り来る恐怖心と戦いながら、前走するガイドの声を信じて板と気持ちを前へ前へと進めたい。
≫日野沢瑛(筑波大学附属視覚特別支援学校 高等部普通科3年)
ひのさわ あきら/1996年10月14日/岩手県八幡平市/B1:視覚障害
今回初の海外での大会です。コースは幅が狭く、坂の勾配も厳しいコースです。距離も20kmロングに初めて出ます。初めてだらけでとても不安ですが、海外まで来てるので何よりも楽しんで滑れればと思っています。
■女子
▼立位
≫出来島 桃子(新発田市役所)
できじま ももこ/1974年6月24日/新潟県新潟市出身/LW6:片腕障害
今シーズン最後の大会なので、12月からのワールドカップと世界選手権よりも、良い滑りができるように頑張りたい。また、射撃も前のレースよりもリズム良く撃てるようにしたい。
≫阿部 友里香(大東文化大学・日立ソリューションズJSC)
あべ ゆりか/1995年10月7日/岩手県山田町出身/LW6:片腕障害
今シーズン最後となる大会は、バイアスロンのレースが3戦行われる。世界選手権から1ヶ月半期間は空いてしまったが、いつも通りにレースをし来シーズンに繋げられるよう頑張りたい。またクラシカルミドルでも今ある力をしっかり出し切りゴールしたい。
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【コーチ】
≫長濱 一年 クロスカントリーコーチ(日立ソリョーションズスキー部)
昨年12月上旬に開幕した今シーズンのIPCワールドカップもいよいよ明日から始まる最終戦ノルウェー/Surnadal大会を迎えることになった。我々は現地にて1週間の事前合宿でコンディションを整え明日からのレースに臨みます。
選手の調子も上向きで、選手も個々に目標を持ってやる気に満ちている。我々の当面の目標は2018年韓国平昌パラリンピック大会にあり、そこを見据えた強化を大前提においていることでこの最終戦も強豪国と競り合いしっかり結果を残しシーズンを良い形で締めくくりたいと思っている。
選手の活躍に期待し明日から6日間繰り広げられるレースにチーム一丸となって全力で臨む所存である。最後まで我々の活躍に期待を寄せ最後まで熱い応援をよろしくお願いします。