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IPC障害者ノルディックスキー ワールドカップ最終戦 1日目の結果
クロスカントリー・ロング・フリーで、女子立位の出来島桃子が5位!!
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国際パラリンピック委員会(IPC)主催のノルディックスキーワールドカップ(W杯)最終戦が3月17日にノルウェーのスルナダルで開幕し、大会1日目の男女クロスカントリー・ロング・フリーが行われました。
本日のレースには日本からは4選手が出場し、女子立位の出来島桃子(新発田市役所)が5位に入りました。
日本選手の成績と各種目優勝者は以下の通りとなります。
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IPCノルディックスキーワールドカップ最終戦:ノルウェー大会1日目
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■開催日/3月17日(火)
■スタート時間/午前10時00分
■開催地/ノルウェー スルナダル
■天候/晴れ ■気温/4℃ ■雪温/0℃
■開催種目/男女クロスカントリー・ロング・フリー
立位・視覚 男子20km、女子15km
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【男子】
▼立位の部
岩本 啓吾 7位 1時間02分秒25秒5
[優勝:ルシャン・ミネグロフ(ロシア)49分28秒0]
▼視覚の部
高村 和人 周回遅れで成績なし
日野沢 瑛 周回遅れで成績なし
[優勝:ブライアン・マキーバー(カナダ)48分38秒5]
【女子】
▼立位の部
出来島 桃子 5位 48分02秒1
[優勝:アレクサンドラ・コノノワ(ウクライナ)42分18秒9]
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■談話
▼出来島 桃子 選手
今までの大会と比べると、体は動いていたと思った。ただ、他の選手と比べると、スキーを進ませることができていなかった。もっとスキーを滑らすことができるように練習していきたい。
また、ブラインドの選手を追い越すときに、相手のポールと接触して転倒した。今後はそのようなことのないように気をつけたい。
▼長濵 一年 クロスカントリーコーチ
ノルウェーのスルナダル大会初戦クロスカントリーロング競技が行われた。
前日の天気予報と異なり予報より遥かに気温が上昇して雪解けが進み、暑さの中でのタフなレースとなった。
そのようなコンディションの中、女子立位の部15km競技に出場した出来島選手はシーズンに悔いの残らないレースをすることを心がけスタートを切るも、ワールドカップ総合をかけて戦っている世界トップランキングを行く強豪選手のハイスピードについて行くことが出来ずに苦戦する展開となった。
終始遅れを取り戻せないまま5位でレースを終えることになったが、気持ちを切り替え、明日からのレースにリベンジをかけ意気込みも更に強まっている。
一方、男子立位の部20km競技に出場した岩本選手はロングの経験も浅いことで厳しいレースとなったが、今日の課題点を克服し次のレースでは一歩成長した姿を期待したい。
また、今回海外初参戦となった視覚の部に出場した高村選手と日野沢選手は世界とのレベルの差を感じさせられたレースとなったが、彼らに今必要なことはレベルの差を確認することにあり、今日のレースを検証し無駄にすることなく今後技術を磨き自分の弱点を克服し、近い将来必ずや世界トップクラスの選手になるという強い気持ちを持って競技に打ち込んでくれることに期待を寄せたい。
チームとしても常に諦めない姿勢を崩さず明日からのレースに臨みたい。