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IPC障害者ノルディックスキー ワールドカップ最終戦 3日目の結果
バイアスロン・パシュートで、女子立位の阿部友里香が3位入賞!!
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国際パラリンピック委員会(IPC)主催のノルディックスキーワールドカップ(W杯)最終戦が3月17日にノルウェーのスルナダルで開幕し、大会3日目の男女バイアスロン・パシュートが行われました。
本日のレースには日本からは2選手が出場し、女子立位の阿部友里香(日立ソリョーションズJSC)が3位に入賞し、ワールドカップのバイアスロンレースにおいては自信初の表彰台となりました。出来島桃子(新発田市役所)は4位でした。
日本選手の成績と各種目優勝者は以下の通りとなります。
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IPCノルディックスキーワールドカップ最終戦:ノルウェー大会3日目
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■開催日/3月20日(金)
■スタート時間/午前10時00分
■開催地/ノルウェー スルナダル
■天候/曇り ■気温/0℃ ■雪温/0℃
■開催種目/男女バイアスロン・パシュート
立位 女子10km
●競技方式
・前日のバイアスロン・ショートレースの結果(タイム)と
障害の程度差を計算した合計タイムでスタートし、順位を競う
・射撃は1回5発を4回行う
・射撃のペナルティーは1発外すごとに1周150mの
ペナルティーループを周回する
●記録内のPはペナルティー(射撃で外した数)()は内訳
例)P=1(0+1+0+0)=ペナルティー1(1回目+2回目+3回目+4回目)
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【女子】
▼立位の部
阿部 友里香 3位 36分秒43秒69 P=4(0+0+1+3)
出来島 桃子 4位 36分秒47秒18 P=3(2+0+1+0)
[優勝:リュドミラ・リアシェンコ(ウクライナ)30分40秒14 P=1(1+0+0+0)]
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■談話
▼阿部 友里香 選手
今日のレースは一周目からしっかり呼吸調整をして射座に入った。最終射撃で初弾が出てこなかったりとアクシデントがあり3発外してしまい、最終的にはペナ4だったが、身体も一周目から動いていたため最終周もいつもより動かせていたと思う。周を重ねるごとに滑りの勢いがなくなりがちだったが、今日は最後までやるべき事をできたと思う。
▼荒井 秀樹 監督
阿部友里香がワールドカップのバイアスロンレースにおいて、初の表彰台となった。前半から飛ばし、射撃も好調で3位をキープした。
しかし、上位のウクライナ勢は強く、3年後のピョンチャンを見据えた場合、このウクライナ勢と互角に戦う実力をつけなければならない。今日のレースを教訓に、更に上をめざして精進してほしい。残り2レース、全力で戦いたい。
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