====================================
IPC障害者ノルディックスキー ワールドカップ最終戦 4日目の結果
クロスカントリー・ミドル・クラシカルで、男子立位の新田佳浩が3位入賞!!
====================================
国際パラリンピック委員会(IPC)主催のノルディックスキーワールドカップ(W杯)最終戦が3月17日にノルウェーのスルナダルで開幕し、大会4日目の男女クロスカントリー・ミドル・クラシカルが行われました。
本日のレースには日本からは5選手が出場し、男子立位の新田佳浩(日立ソリューションズ)が3位に入賞しました。女子立位の阿部友里香(日立ソリューションズJSC)は6位でした。
日本選手の成績と各種目優勝者は以下の通りとなります。
====================================
IPCノルディックスキーワールドカップ最終戦:ノルウェー大会4日目
====================================
■開催日/3月21日(土)
■スタート時間/午前10時00分
■開催地/ノルウェー スルナダル
■天候/晴れ ■気温/6℃ ■雪温/-4℃
■開催種目/男女クロスカントリー・ミドル・クラシカル
立位・視覚 男子10km 女子5km
************************************************************************
【男子】
▼立位の部
新田 佳浩 3位 25分00秒0
岩本 啓吾 9位 30分34秒4
[優勝:ルシャン・ミネグロフ(ロシア)24分36秒3]
▼視覚の部
高村 和人 6位 40分39秒4
日野沢 瑛 7位 47分54秒0
[優勝:スタニスラフ・チョクラエフ(ロシア)25分07秒8]
【女子】
▼立位の部
阿部 友里香 6位 15分50秒6
[優勝:アレクサンドラ・コノノワ(ウクライナ)14分38秒2]
************************************************************************
■談話
▼新田 佳浩 選手
今シーズン最後のレースだったので、来シーズンに繋がるレースでもあると考えていたので、今回3位になることができたことは、非常に重要だった。またレース自体も、数秒差を争う展開だったが、昨日の阿部選手の意地の滑りに刺激されて競り勝つことができた。
明日のバイアスロンロングはチーム一丸となってサポートしたい。
▼長濵 一年 クロスカントリーコーチ
本日、クロスカントリーミドル競技が行われ男子立位の部10kmクラシカル競技に出場した日本のエース新田選手がやってくれました。見事3位に入り銅メダルを獲得する力走を見せてくれた。
ワールドカップ最終戦、この種目一本にしぼり臨んだ今大会、狙い通り勝負を賭け挑んだレースで、しっかり結果を残してくれた新田選手の勝負強さはまだまだ健在で、我々日本チームの強さを大いにアピールできたレースであった。多くのカテゴリーがある中で今最も過酷な激戦グループとされるクロスカントリー男子立位の部、各国の若手選手が勢いを増して成長して来ている中でこれまでの経験とベテランの意地を見せ、冷静な判断で戦ってくれた新田選手の強さを世界に大いにアピールできたレース内容でもあった。
今日の銅メダルは日本チームにとって大きな意味を持つメダルであり新田選手の日頃から常に勝負に拘る前向きな姿勢でもあり、ファイトある姿勢は今の日本チームの若手選手に更にやる気と勇気を与えてくれたレースにもなった。
新田選手、良くやった、心の底からおめでとうと叫びたい気持ちで一杯です。今日は本当にありがとう!そして、お疲れ様でした。