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IPC障害者ノルディックスキーアジアカップ 4日目の結果
バイアスロン・ミドルで出来島桃子選手が3位!!
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国際パラリンピック委員会(IPC)主催の障害者ノルディックスキーアジアカップが1月28日に韓国・ピョンチャン(平昌)で開幕し、大会4日目の男女バイアスロン・ミドルが行われました。
日本からは3選手が出場し、出来島桃子選手が3位入賞しました。
日本選手の成績と各種目優勝者は以下の通りとなります。
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IPC障害者ノルディックスキーアジアカップ:韓国大会4日目
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■開催日/2月1日(月)
■スタート時間/午前9時30分
■時差/なし
■開催地/韓国・ピョンチャン
■天候/晴れ ■気温/-12℃ ■雪温/-16℃
■開催種目/男女バイアスロン・ミドル
立位男子12.5km、立位女子10km
●競技方式
・予選なしの1ラウンドのみで競う
・射撃は1回5発を4回行う
・射撃のペナルティーは1発外すごとに1周150mのペナルティーループを周回する
●記録内のPはペナルティー(射撃で外した数)。()は内訳
例)P=2(0+1+0+1)
=ペナルティー2(1回目+2回目+3回目+4回目)
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【男子】
▼立位の部
佐藤 圭一(エイベックス・グループ・ホールディングス)
5位 36分45秒8 P=4(0+3+0+1)
[優勝:マーク・アレンズ(カナダ) 32分56秒3 P=1(0+0+0+1)]
【女子】
▼立位の部
出来島桃子(新発田市役所) 3位 38分45秒7 P=2(1+0+1+0)
阿部 友里香(日立ソリューションズジュニアスキークラブ/大東文化大学)
4位 39分54秒3 P=2(1+1+0+0)
[優勝:エカテリーナ・ルミヤンチェバ(ロシア)34分15秒3 P=1(0+0+1+0)]
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■談話
▼出来島 桃子 (新潟県新発田市役所)
今日の射撃は、2発外しましたが、昨日よりは命中率が良くなりました。4回めの射撃は、網走で練習したように撃つことができました。
スキーの走りは、今シーズン合宿等をやってきた中で、一番良かったので、これからも練習をしていきたいと思います。
日本や新潟の皆さんから応援をいただき、ありがとうございました。
▼枋木 桂バイアスロンコーチ (陸上自衛隊冬戦教・岩手県一戸町出身)
射撃、走りともに悩んでいた中での今日の素晴らしい結果だったので私も大変嬉しかった。特に射撃は落ち着いていて練習の成果を出せたと思う。
同じチームにいいライバルがいるので、今後も競い合ってお互い頑張ってほしい。
▼荒井 秀樹 日本代表監督 (日立ソリューションズ)
初めて開催されたIPC障害者ノルディックスキーアジアカップは、韓国ピョンチャンを舞台に戦われた。ロシア、カナダ、アメリカも参加したアジアカップは、2018ピョンチャンパラリンピックを見据えたハイレベルのレースが続いた。
その中で、日本はクロスカントリースキーで、視覚障害クラス全盲の高村和人が優勝し2冠を達成した。立位のクラスで新田佳浩、阿部友里香がともにスプリントで3位、バイアスロンショートで阿部が3位、バイアスロンミドルで出来島桃子が3位に入賞した。
ジュニア選手たちの健闘もあったが、日本がロシアなど最強チームに挑むためには、更にチーム一丸となって国内外でのトレーニングを集中的に、質量とも増やすことが求められている。
大会を振り返ると、ここピョンチャンは雪不足で、地元の方々の懸命なコース作りが開催を可能にした。しかし、パラリンピックは3月開催だけに、とても心配だ。
また、中国チームが多数の新人選手を出場させ、2022北京パラリンピックへの新人発掘・強化がスタートしたといえる。韓国も車いす陸上選手がシットスキーで参加し、バイアスロン競技も初めて参加した。アジアにおける、冬季パラスポーツのレベルアップが急速に進むはずで、日本も更に強化対策を充実させていく。
次はジャパンパラ白馬大会、そしてIPCワールドカップ・ドイツ大会と遠征が続きます。
日本の多くの皆様から、沢山のご声援をいただき、スタッフ・選手一同、心から御礼を申し上げます。ありがとうございました。
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■今シーズンのスケジュール
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2月12日~14日 ジャパンパラ競技大会 長野県白馬
2月21日~28日 IPCワールドカップ ドイツ大会
3月15日~20日 IPCワールドカップ フィンランド大会