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2016IPC ノルディックスキーワールドカップ第2戦
2月22日(月)ドイツ フィンステラウで、いよいよ開幕!
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国際パラリンピック委員会(IPC)主催のノルディックスキーワールドカップ(大会略称名:障害者スキーW杯)第2戦ドイツ大会が2月22日(月)からドイツ ・フィンステラウ(Finsterau)で開催されます。
今回、日本からはクロスカントリースキー/バイアスロン代表の4選手が出場します。
以下、ワールドカップのスケジュール、選手、監督、コーチのコメントならびに今シーズンのスケジュールとなりますので、ご確認の程、何卒、宜しくお願い申し上げます。
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ワールドカップ第2戦スケジュール : ドイツ フィンステラウ
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●主催:国際パラリンピック委員会(IPC)
●会場:ドイツ ・フィンステラウ(Finsterau)
●スケジュール:
2月22日(月)バイアスロン・スプリント
23日(火)クロスカントリー・リレー
24日(水)クロスカントリー・ロング・クラシカル
26日(金)バイアスロン・インディビデュアル
27日(土)クロスカントリー・スプリント・フリー
28日(日)バイアスロン・ミドル
※スタート時間は現地時間、毎日午前10時の予定
●参加国:22カ国
●参加人数:100名以上
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■日本代表選手(クロスカントリースキー/バイアスロン)
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【男子】
▼立位の部
≫新田 佳浩(日立ソリューションズ)
にった よしひろ/1980年6月8日/岡山県西粟倉村出身/LW8:片腕障害
今シーズンは強化の年と位置付けて、シーズン初戦のワールドカップを回避して滑り込みを中心に行ってきました。
ピョンチャンの中間年度であるため、ワールドカップが大きな国際舞台になります。そのためドイツのワールドカップに向けて、各国の選手が標準を合わせて戦うレースとなります。
そのような状況のなかで、クラシカルロングではメダルを獲得することが、ピョンチャンに繋がると考えています。
まずはチーム一丸となり、良い報告ができるように全力を尽くします。
応援をよろしくお願いいたします。
≫佐藤 圭一(エイベックス・グループ・ホールディングス)
さとう けいいち/1979年7月14日/愛知県名古屋市出身/LW8:片腕障害
今シーズンは、トレーニングに遅れが生じており、射撃、スキーにおいてのテクニック的な部分に大きな課題がありますが、年間トレーニング計画に基づき順調に進めていけています。
このドイツ大会では次のワールドカップフィンドランド大会に向けてのレースとなるため、テクニカル分析し、技術的な確認とパフォーマンス向上、上位入賞を目指してシーズン後半戦に臨みたいと思います。
応援よろしくお願いいたします。
■女子
▼立位
≫出来島 桃子(新発田市役所)
できじま ももこ/1974年6月24日/新潟県新潟市出身/LW6:片腕障害
ドイツ大会では、今シーズン練習してきた走りと射撃が、練習通りにできるように頑張りたい。
≫阿部 友里香(大東文化大学・日立ソリューションズJSC)
あべ ゆりか/1995年10月7日/岩手県山田町出身/LW6:片腕障害
ワールドカップドイツ大会は今シーズン2回目の国際大会になりますが、先日のアジアカップに比べ参加人数も多いことと思います。その中で、オフシーズンに取り組んできたことを忘れずに現在のベストパフォーマンスを出せるよう頑張りたいと思います。
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■監督・コーチ
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≫荒井 秀樹 監督(日立ソリューションズ)
22日から開幕するIPCワールカップ第2戦ドイツ大会は、来年、2017世界選手権大会の開催地フィンステラウで行われる。このワールドカップに22カ国100名以上の出場が見込まれており、今シーズン最大の大会規模になるだろう。
2018平昌パラリンピックへ向けた各国チームの取り組みや選手強化、若手育成の進捗状況がわかる大事な一戦だ。
日本からは、新田佳浩らトップ選手4名を派遣し、世界との位置を確かめ、平昌パラリンピック・センターポール作戦を推し進めていきたい。
大会派遣に向け、JSC、JPC、スポンサードの皆様、日本財団パラサポートの皆様、ご支援ご声援くださる皆様に感謝を申し上げ、チーム一丸となって戦う決意です。
日本からの応援をどうぞよろしくお願いします。
≫長濱 一年 ヘッドコーチ
我々日本チームは、いよいよ明日から開催されるIPCワールドカップ・ドイツ/フィンスラウ(Finsterau)大会を迎える。
この大会を迎えるにあたり直前合宿をオーストリア・ラムサウ(Ramsau)で行い、走力・技術面での細かい確認と、スタッフ間の役割分担の最終確認を行えたことで万全な状態で現地入りすることが出来ている。
レースにおいては物怖じしない勝負に拘る積極的なレースを心がけ、強豪国ロシア・ウクライナ・カナダ勢と互角に競い合う気持ちで臨み、クロスカントリー競技とバイアスロン競技の両方でのメダル獲得をめざし、2018年冬季パラリンピック本番での金メダル獲得という最大目標に向かって弾みを付けられるよう、チーム一丸となって臨む意気込みである。
日本選手の活躍に期待し沢山の熱いご声援を、どうぞよろしくお願い致します。
≫大和田 いつか バイアスロンコーチ
今回のワールドカップは世界の強豪が集うレースとなるので、しっかり力を出し切ることが鍵にってくると思う。射撃に関しては、今シーズンから変更になったルールにもだいぶ慣れ、命中率も上がってきているので、とにかく練習通りのことをレースで実践し、それぞれの射撃が出来るように頑張ってもらいたい。
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■今シーズンのスケジュール
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3月15日~20日 IPCワールドカップ フィンランド大会