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2016IPC ノルディックスキーワールドカップ最終戦 1日目の結果
バイアスロン・スプリントで出来島桃子選手が4位入賞!!
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国際パラリンピック委員会(IPC)主催のノルディックスキーワールドカップ(大会略称名:障害者スキーW杯)最終戦フィンランド大会が3月15日(火)からフィンランド・ボッカティで開幕し、大会1日目の男女バイアスロン・スプリントが行われました。
日本からは4選手が出場し、出来島桃子選手が4位に入賞しました。、佐藤圭一選手は8位、阿部友里香選手は7位でした。今回は視覚障害の高村和人選手が初めてのバイアスロン競技出場に挑戦しました。
日本選手の成績と各種目優勝者は以下の通りとなります。
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IPCノルディックスキーワールドカップ最終戦:フィンランド大会1日目
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■開催日/3月15日(火)
■スタート時間/午前10時00分
■時差/7時間
■開催地/フィンランド・ボッカティ
■天候/晴れ ■気温/3℃ ■雪温/0℃
■開催種目/男女バイアスロン・スプリント
男子立位・視覚7.5km、女子立位6km
●競技方式
・1周ごとに1回射撃を行う
・射撃は1回5発を2回行う
・射撃のペナルティーは1発外すごとに1周150mのペナルティーループを周回する
●記録内のPはペナルティー(射撃で外した数)。()は内訳
例)P=1(0+1)=ペナルティー1。(1回目+2回目)
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【男子】
▼立位の部
佐藤 圭一(エイベックス・グループ・ホールディングス) 8位 21分32秒2 P=1(1+0)
[優勝:イホール・レプティウク(ウクライナ)18分49秒5 P=0]
▼視覚障害の部
高村 和人(岩手県立盛岡視覚支援学校教諭) 14位 34分43秒5 P=6(4+2)
藤田 佑平(ガイドランナー、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科)
[優勝:スタニスラフ・チョクラエフ(ロシア)20分36秒9 P=0]
【女子】
▼立位の部
出来島桃子(新発田市役所) 4位 22分12秒9 P=0
阿部友里香(日立ソリューションズジュニアスキークラブ/大東文化大学)
7位 23分14秒9 P=1(0+1)
[優勝:オレクサンドラ・コノノワ(ウクライナ)20分53秒2 P=2(1+1)]
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■談話
▼出来島 桃子 選手(新発田市役所)
今日のレースでは、今シーズン初めてミスのない射撃ができた。今日の射撃と走りを明日のレースにつなげたいと思う。
▼大和田 いつか バイアスロンコーチ
射撃に関しては、LW2-9クラスの3名ともがそれぞれの力を出すことができていた。
これまで数発は飛んでしまうことが多く、改善しようとやってきましたが、今レースはそれがとてもよく抑えられていた。
また、ブラインドは初レースということで、戸惑いの残る中での射撃だったが、それでも落ち着いてやるべきことができていた。
明日は今日できなかったことを1つでもクリアできるよう心がけ、引き続き頑張ってもらいたい。