参加選手は、佐藤圭一(中電CTI)、新田佳浩・久保恒造(共に日立ソリューションズ)の3名。
午前は卯原内で射撃トレーニング、午後はオホーツクサイクリングロードでレーサーや自転車での走り込みを中心に行いました。
今回も網走射撃協会の荒井会長様、網走市教育委員会、社会教育部スポーツ課の皆様のご協力を頂き充実したトレーニングを行う事が出来ました。
とくに今回は射座を2つ使用させて頂き、競いあうメンタルトレーニングが可能な環境を作って頂きました。また課題であった座位選手の負荷射撃も、初めてレーサーを取り入れてトレーニングが可能になりました。
卓球台で作成された射座
レーサーで負荷射撃を行う久保選手
競い合って撃ち込んでいく
特に、姿勢動作等、各選手の個癖も改善されていることが印象的でした。
今回は、射座2か所を使用して、メンタル(競い合せる)トレーニングを兼ね2名一斉に基本射撃での命中率を測定しました。
メタルターゲットは命中率を上げる為、規定15㎜と10㎜の的を使用しそれぞれ測定。
当初、規定15㎜のチーム平均命中率は83%、10㎜は78%でしたが、
最終日は15㎜95%、10㎜81%と非常に良い結果がでました。
負荷射撃についても心拍数150~170の負荷で一斉に射座に入り、スピードと命中率を競い合いました。初弾、リズム、射撃タイムと課題はあり、限られた時間内でのトレーニングになりますが、この5日間で次につながる充実したトレーニングを行うことが出来ました。
午後は各自ランニングやマウンテンバイクでトレーニングを行いました。
また、11月14日大分国際車いすマラソン大会に参加する久保選手を新田、佐藤選手がマウンテンバイクでペースメーカーとなり互いにトレーニングを行いました。
サイクリングロードでのスタート前
荒井会長、スポーツ課岩本先生から講評をいただいた。
最高の環境を頂いた網走の皆様への感謝と、一日も早く網走に沢山の雪が降る事を願い網走を後にしました。
(報告:阿部由香里)