＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
ＩＰＣ障害者ノルディックスキー ワールドカップ第２戦ウクライナ大会
ヤヴォリヴにて開幕 日本から代表選手７名が出場！！
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
国際パラリンピック委員会（ＩＰＣ）主催のワールドカップ（Ｗ杯）第２戦が１月１３日にウクライナのヤヴォリヴにあるウェスタン・リハビリテーション＆スポーツ・センターで開幕します。ウクライナでワールドカップが開催されるのは初めてとなります。
日本からはクロスカントリー／バイアスロン代表の、立位は佐藤圭一選手、出来島桃子選手、阿部友里香選手、視覚の高村和人選手をはじめ、７名が出場します。阿部友里香選手は第１戦フィンランド大会に続きメダル獲得が期待されます。
また視覚障害の中島由貴選手は初の海外遠征を戦います。
以下、第２戦大会スケジュール、選手、コーチのコメントならびに今シーズンのスケジュールとなりますので、ご確認の程、何卒、宜しくお願い申し上げます。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
▼ワールドカップ第２戦スケジュール：ウクライナ ヤヴォリヴ
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
１月１３日（金）クロスカントリー・ミドル・クラシカル
１４日（土）クロスカントリー・ロング・フリー
１５日（日）
１６日（月）クロスカントリー・スプリント・フリー
１７日（火）バイアスロン・インディビジュアル
１８日（水）
１９日（木）バイアスロン・スプリント
２０日（金）バイアスロン・ミドル
※スタート時間は現地時間、毎日午前１０時の予定
（日本時間との時差＋７時間）
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
出場選手／コーチ コメント
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
＊プロフィール内のB、LWなどは障害のクラス分け記号
【選手】
■男子
▼立位
≫佐藤 圭一（エイベックス・グループ・ホールディングス）
さとう けいいち／1979年7月14日／愛知県名古屋市出身／LW8：片腕障害
初戦フィンランド大会結果で今シーズンの自分の今の実力がまだまだ世界と闘える位置にいない事と、トライアスロンからのスキー、バイアスロンへの移行がうまくいっていない事がハッキリし、平昌プレ大会までにやらなければならない事が山積みですが、ここのウクライナでしっかりレースをこなし課題を修正していきたい。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
≫岩本 啓吾（東京美装興業）
いわもと けいご／1995年11月20日／岐阜県飛騨市出身／LW３：下肢障害
＜今回の意気込み＞
今回は、２０㎞、１０㎞、１.２㎞に出場します。
２０㎞は苦手のフリーですが自分の滑りをして最後まで走ります。
１０㎞は、得意なクラシカルなのでこの種目で平昌の出場権利をとりたいと思います。
１.２㎞は最初から全力で走ります。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
≫星澤 克（立命館慶祥高等学校）
ほしざわ まさる / 2000年2月24日生/ 北海道札幌市出身 / LW8：片腕障害
僕は今回、スプリント、スケーティングのロング、バイアスロン３レースの合計５レースに参加します。今回の環境は自分にとっては過酷ですが、ベストなパフォーマンスでレースに望みたいと思います。
特にバイアスロンのレースでは、前回のフィンランドのレースでも良い手応えを得られたので、今回も射撃で他の選手に少しでも対抗できるよう、準備したいと思います。
応援よろしくお願いします。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
▼視覚
≫高村 和人（岩手県立盛岡視覚支援学校教諭）
たかむら かずと/ 1982年7月29日生/ 秋田県仙北市出身/B1：視覚障害
W杯第２戦がいよいよはじまります。エントリーした５レースで好成績をおさめられるよう、いままでやってきたことを信じがんばりたいと思います
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
≫藤田佑平 （早稲田大学大学院スポーツ科学研究科）
ふじた ゆうへい/1992年8月27日生/北海道旭川市出身/ガイドランナー
初戦で現在の世界での立ち位置がわかり目標がより明確になった。
その目標達成のためにガイドとしてウクライナでは安全かつ1秒でもゴールに早く到達できるよう先導していきたい。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
■女子
▼立位
≫出来島 桃子（新発田市役所）
できじま ももこ／1974年6月24日生／新潟県新潟市出身／LW6：片腕障害
ワールドカップウクライナ大会は初戦のフィンランド大会で、うまくいかなかったことを、しっかりできるように、目標をもって頑張りたいと思います。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
≫阿部 友里香（日立ソリューションズJSC・大東文化大学）
あべ ゆりか／1995年10月7日生／岩手県山田町出身／LW6：片腕障害
前回の第１戦フィンランド大会の反省から、年末年始の合宿で修正できるところはしてきました。
特に前回は射撃の命中率が悪かったので今大会は一発一発を慎重に、大事に撃つようにしたい。応援よろしくお願いします。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
▼視覚
≫中島 由貴（長野県松本盲学校）
なかじま ゆき/ 1999年8月21日生/ 長野県飯田市出身/B2：視覚障害
私は、このW杯が初の海外遠征となります。そのため、全てが新しく新鮮であるので、様々なことを体験して行きたいと思います。
レースでは、周りに圧倒されず、自分のペースで大島さんとゴールをめざします。また、自分にとって最高の滑りができるよう頑張ります。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
≫大島 かなえ （関西学院大学）
おおしま/ 1994年3月28日生/ 京都府京都市出身//ガイドランナー
今回、中島さんのガイドランナーを務めさせていただきます。初めてなのでまだまだ不十分なところがありますが、コミュニケーションをしっかりととり、中島さんに満足のいく滑りをしていただきたいです。
また、お互いに初めての海外遠征ですが、中島さんの不安を少しでも取り除けるように、サポートを精一杯頑張ります。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
【コーチ】
≫ヘッドコーチ 小林 卓司（北海道倶知安高等学校教諭）
いよいよ、２０１７年新しい年のワールドカップの開幕を迎えます。
今シーズン第２戦目のワールドカップは、１月１３日から１月２０日までの期間でウクライナ大会となります。ウクライナでのワールドカップは初めての開催で、標高９００mという山の上での戦いとなります。
第１戦でのフィンランド大会の反省を生かすとともに、年度末・年始の札幌での合宿の成果を発揮し、この後の世界大会、平昌プレ大会、そして３月中旬の札幌のワールドカップ最終戦に繋がるレースを、選手・スタッフともに展開していきますので、今年も多くの皆様のご声援をよろしくお願いいたします。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
≫大和田 いつか バイアスロンコーチ（元陸上自衛隊 冬戦教）
慣れない地でのレースということで不安や戸惑いも多くあると思いますが、１レース１レースでできることを１つ１つしっかりやって、チャンスがあれば表彰台に立てるよう頑張ってもらいたいと考えています。
今回のウクライナワールドカップも引き続き応援宜しくお願い致します。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
今シーズンスケジュール
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
２０１７年
１月１３日～２０日 IPC ワールドカップ第２戦 ウクライナ/ウェスタン・センター
２月１１日～１９日 IPC 世界選手権 ドイツ/フィンステラウ
３月１０日～１５日 IPC ワールドカップ第３戦 韓国/ピョンチャン
３月１８日～２２日 IPC ワールドカップ最終戦 日本/札幌
３月２７日～４月１日 INAS 知的障害者スキー世界選手権大会 フランス
