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IPC障害者ノルディックスキー ワールドカップ第2戦 2日目の結果
クロスカントリー・ロング・フリーで出来島桃子選手が5位入賞!!
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国際パラリンピック委員会(IPC)主催のワールドカップ(W杯)第2戦が1月13日にウクライナのヤヴォリヴにあるウェスタン・リハビリテーション&スポーツ・センターで開幕し、大会2日目の男女クロスカントリー・ロング・フリーが行われました。本日のレース種目は、昨日の予定でしたが、天候悪化のため、急遽本日に順延となりました。
日本からは5選手が出場し、立位女子の出来島桃子選手(新発田市役所)が5位、立位男子の佐藤圭一選手(エイベックス・グループ・ホールディングス)が6位に入賞しました。
日本選手の成績と各種目優勝者は以下の通りとなります。
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IPCノルディックスキーワールドカップ第2戦:ウクライナ大会2日目
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■開催日/1月15日(日)
■スタート時間/午前10時00分
■時差/7時間
■開催地/ウクライナ・ヤヴォリヴ
■天候/晴れ ■気温/-6℃ ■雪温/-7℃
■開催種目/男女クロスカントリー・ロング・フリー
立位・視覚男子20km 立位・視覚女子15km
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【男子】
▼立位の部
佐藤 圭一(エイベックス・グループ・ホールディングス) 6位 1時間02分22秒3
星澤 克(立命館慶祥高等学校) 11位 1時間08分20秒5
岩本 啓吾(東京美装興業) 14位 1時間12分10秒3
[優勝:イホール・レプティウク(ウクライナ) 57分05秒7]
▼視覚障害の部
高村 和人(岩手県立盛岡視覚支援学校教諭) 13位 1時間12分22秒4
(ガイドランナー 藤田 佑平)
[優勝:トマス・クラリオン(フランス) 56分25秒9]
【女子】
▼立位の部
出来島 桃子(新発田市役所) 5位 56分13秒0
[優勝:オレクサンドラ・コノノワ(ウクライナ) 50分11秒3]
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■談話
▼出来島 桃子選手 (新発田市役所)
今日は女子15kmのレースでしたが、フィンランド大会よりも大きく滑れたと思います。明後日からのバイアスロンのレースでは、今日の良かった所と悪かった所を振り返って、1つでも上位に上がれるように頑張りたいです。
▼ヘッドコーチ 小林 卓司(北海道倶知安高等学校教諭)
悪天候による日程変更のため、本日クロスカントリー競技男子20km、女子15kmロング、フリーテクニックが行われた。
男子立位の部では佐藤、岩本、星澤の3選手、視覚障がいの部に高村選手が出場。女子立位の部には出来島選手が出場した。5選手とも起伏の激しいコース設定に苦戦を強いられてのレースとなった。
女子の出来島選手は、前半から積極的な滑りを見せたが、それ以上にウクライナ勢のハイペースに付いていくことができず、ウクライナ勢の牙城を崩せずにレースを終了した。
男子の佐藤選手は、前半リズムを掴みながら後半まで辛抱強く走り、順位を上げたレース展開はベテランらしい落ち着いた滑りだった。
5選手とも順位的には現在のポジションではあるが、タイム的には上位との差を着実につめており、今後のレースに繋がる滑りをしてくれた。
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今シーズンのスケジュール
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2017年
1月13日~20日 IPC ワールドカップ第2戦 ウクライナ/ウェスタン・センター
2月11日~19日 IPC 世界選手権 ドイツ/フィンステラウ
3月10日~15日 IPC ワールドカップ第3戦 韓国/ピョンチャン
3月18日~22日 IPC ワールドカップ最終戦 日本/札幌
3月27日~4月1日 INAS 知的障害者スキー世界選手権大会 フランス