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2017パラノルディックスキー世界選手権大会
2月11日にフィンステラウにて開幕 日本から代表選手6名が出場!!
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国際パラリンピック委員会(IPC)主催の2017パラノルディックスキー世界選手権大会が2月11日~19日ドイツのフィンステラウで開催されます。世界選手権大会は2年ごとに開催されるパラリンピックに次ぐ大規模な国際競技大会です。
日本からはクロスカントリー/バイアスロン代表の、立位の新田佳浩選手、佐藤圭一選手、岩本啓吾選手、出来島桃子選手、阿部友里香選手、視覚の高村和人選手(藤田佑平ガイド)の6名が出場します。
以下、世界選手権ドイツ大会のスケジュール、選手、コーチのコメントならびに今シーズンのスケジュールとなりますので、ご確認の程、何卒、宜しくお願い申し上げます。
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▼2017パラノルディックスキー世界選手権大会:ドイツ フィンステラウ
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2月11日(土)バイアスロン・ミドル
12日(日)クロスカントリー・スプリント
13日(月)
14日(火)バイアスロン・インディビジュアル
15日(水)
16日(木)クロスカントリー・ロング・フリー
17日(金)
18日(土)バイアスロン・スプリント
19日(日)クロスカントリー・ミドル
※スタート時間は現地時間、毎日午前10時の予定
(日本時間との時差+8時間)
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出場選手/コーチ コメント
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*プロフィール内のB、LWなどは障害のクラス分け記号
【選手】
■男子
▼立位
≫新田 佳浩(日立ソリューションズ)
にった よしひろ/1980年6月8日/岡山県西粟倉村出身/LW8:片腕障害
ウクライナワールドカップに出場しないで、世界選手権に向けて国内で調整を行ってきました。トレーニングは非常に順調だったので、好調を維持してクラシカルロングではメダル争いができるようにコンディションを整えたいと思います。
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≫佐藤 圭一(エイベックス・グループ・ホールディングス)
さとう けいいち/1979年7月14日/愛知県名古屋市出身/LW8:片腕障害
シーズンも中盤となり自分の課題点がだいぶ分かってきました。
スケーティングのテクニカルな部分、ライフルのコンディションが悪かった部分、スキー→射撃→スキーのコンビネーション、身体のメンテナンスなど、万全とまではいっていませんがかなり改善し、本調子に戻りつつあります。
今大会はバイアスロンにフォーカスし次の平昌ワールドカップに繋がるレースを展開し表彰台を目指します!
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≫岩本 啓吾(東京美装興業)
いわもと けいご/1995年11月20日/岐阜県飛騨市出身/LW3:下肢障害
今回は出場するレース中でもクラシカルロングで好い成績を出すことができるようにしたいと思います。応援をよろしくお願いします。
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▼視覚
≫高村 和人(岩手県立盛岡視覚支援学校教諭)
たかむら かずと/ 1982年7月29日生/ 秋田県仙北市出身/B1:視覚障害
初めての世界選手権。スキーを始めた当初のフレッシュな気持ちを思い出しながら、挑戦する気持ちを大切に滑走したいと思います。応援よろしくお願いいたします。
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≫藤田佑平 (早稲田大学大学院スポーツ科学研究科)
ふじた ゆうへい/1992年8月27日生/北海道旭川市出身/ガイドランナー
高村、藤田ペアにとって初の世界選手権参戦となる。世界選手権の会場は硬い雪質に強い風と、ガイドの声が聞こえない可能性がある環境。対策を行い世界選手権では最高順位を更新できるよう2人で力を合わせて滑りぬく。
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■女子
▼立位
≫出来島 桃子(新発田市役所)
できじま ももこ/1974年6月24日生/新潟県新潟市出身/LW6:片腕障害
今回のドイツでの世界選手権では、これまで意識してきたことを継続して、各レースでの目標に近づけるように頑張りたいと思います。
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≫阿部 友里香(日立ソリューションズJSC・大東文化大学)
あべ ゆりか/1995年10月7日生/岩手県山田町出身/LW6:片腕障害
第2戦ワールドカップウクライナ大会終了後、オーストリア・ラムサウに移動し、本隊が到着するまでの間リフレッシュしながらとても良い条件の中トレーニングを積むことができました。
今大会は2年に1度開催されるビックイベントです。今までの世界選手権を上回る成績を出せるよう頑張って行きたいと思います。応援よろしくお願いします。
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【コーチ】
≫長濱 一年 クロスカントリースキーヘッドコーチ(日立ソリューションズ)
我々クロスカントリーチームは2月1日~2月7日までオーストリア・ラムサウにて事前合宿を積んで最終調整を行いフィンステラウへ乗り込みました。
いよいよ2月10日~19日の期間で開催される世界選手権が始まります。選手においてはこれまでのトレーニングの成果をレースに反映させ、個々の目標をしっかり達成できるよう頑張ってもらいたい。
またスタッフはそれぞれの役割をしっかりこなし、チーム一丸となって一つでも多くのメダルが獲得できるよう頑張って行きたい。多くの皆様からの声援をよろしくお願いします。
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≫浅利 嘉之 バイアスロンコーチ(陸上自衛隊 第18普通科連隊)
オーストリア ラムサウにおける事前強化合宿を終え、選手コーチ共に臨戦態勢にあります。若干の疲労は見られるものの、ここからしっかりと調整して、最高のパフォーマンスを発揮できるようにトレーニングしていきます。
バイアスロンにおいては射撃の静とクロスカントリーの動の連携、切り替えがとても大切になってきます。どちらか一方が良くてもダメな競技なので集中できる環境づくりにも配慮していきます。
シーズン通して成績等は確認してきました。ここからさらに強くなることは難しいですが、持てる力をしっかりと出せば表彰台は確実に見えてくると思います。まずは力を出し切ることを目標に一発、一秒を大切に臨みたいと思います。応援よろしくお願いします!!
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今シーズンのスケジュール
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2017年
3月10日~15日 IPC ワールドカップ第3戦 韓国/ピョンチャン
3月18日~22日 IPC ワールドカップ最終戦 日本/札幌
3月27日~4月1日 INAS 知的障害者スキー世界選手権大会 フランス