====================================
2017パラノルディックスキー世界選手権大会 6日目の結果
バイアスロン・スプリントで阿部友里香選手が5位入賞!!
====================================
国際パラリンピック委員会(IPC)主催の2017パラノルディックスキー世界選手権大会が2月11日~19日ドイツのフィンステラウで開催されています。世界選手権大会は2年ごとに開催されるパラリンピックに次ぐ大規模な国際競技大会です。
大会6日目の本日はバイアスロン・スプリントが行われ、日本からは4選手が出場し、女子立位の阿部友里香選手(日立ソリューションズJSC・大東文化大学)が5位に入賞しました。同じく女子立位の出来島桃子選手(新発田市役所)は7位、男子立位の佐藤圭一選手(エイベックス・グループ・ホールディングス)は11位、男子視覚の高村和人選手(岩手県立盛岡視覚支援学校教諭)は13位でした。
日本選手の成績と各種目優勝者は以下の通りとなります。
====================================
2017パラノルディックスキー世界選手権大会:6日目
====================================
■開催日/2月18日(土)
■スタート時間/午前10時00分
■時差/8時間
■開催地/ドイツ フィンステラウ
■天候/曇り ■気温/3℃ ■雪温/-1℃
■開催種目/男女バイアスロン・スプリント
立位・視覚 男子7.5km 立位・視覚 女子6km
●競技方式
・1周ごとに1回射撃を行う
・射撃は1回5発を2回行う
・射撃のペナルティーは1発外すごとに1周150mのペナルティーループを周回する
●記録内のPはペナルティー(射撃で外した数)。()は内訳
例)P=1(0+1)=ペナルティー1。(1回目+2回目)
************************************************************************
【男子】
▼立位の部
佐藤 圭一(エイベックス・グループ・ホールディングス) 11位 22分48秒4 P=5(1+4)
[優勝:マーク・アレンズ(カナダ) 18分30秒0 P=0]
▼視覚の部
高村 和人(岩手県立盛岡視覚支援学校教諭) 13位 25分34秒4 P=3(2+1)
(ガイドランナー 藤田 佑平)
[優勝:アナトリイ・コヴァレフスキ(ウクライナ) 19分55秒9 P=1(1+0)]
【女子】
▼立位の部
阿部 友里香(日立ソリューションズJSC・大東文化大学) 5位 20分32秒2 P=1(0+1)
出来島 桃子(新発田市役所) 7位 21分02秒2 P=0
[優勝:リュドミラ・リアシェンコ(ウクライナ) 18分25秒0 P=0]
************************************************************************
■談話
▼阿部 友里香選手 (日立ソリューションズJSC・大東文化大学)
本日のレースは2キロ×3周と短いのでスピードレースになった。1回目の射撃は満射で上位争いができていたものの、2回目でペナ1と射撃にミスが出てしまった。このバイアスロン・スプリントは満射を出さないと勝てないので、韓国のプレ大会までに修正していきたい。
明日は今大会最後のレースとなるので最後まで諦めず頑張りたい。
▼浅利 嘉之 バイアスロンコーチ (陸上自衛隊 第18普通科連隊)
連日の快晴コンディションから本日は曇天の中のレースでした。昨日からの降雪でコース(雪質)コンディションも変わり、選手にとっては少し戸惑いのあるレースだったかもしれません。
バイアスロン競技において1番の登竜門となるのがこのレース。バイアスロン最終レースでもあり、選手からも気迫が見られました!が、一歩及ばず...惜しくも表彰台に登ることはできませんでした。何が起こるかわからないのもバイアスロン競技。本日の結果を分析し、さらなるパフォーマンスを出せるようにしていきたいと思います。応援ありがとうございました。
====================================
今シーズンのスケジュール
====================================
2017年
3月10日~15日 IPC ワールドカップ第3戦 韓国/ピョンチャン
3月18日~22日 IPC ワールドカップ最終戦 日本/札幌
3月27日~4月1日 INAS 知的障害者スキー世界選手権大会 フランス