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2017 INAS知的障害者スキー世界選手権大会
知的障害者クロスカントリースキー日本チームから4名の選手が出場
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国際知的障害者スポーツ連盟(INAS)主催の2017INAS知的障害者スキー世界選手権大会が、フランス南西部ピレネー山脈山麓のグレット(Gnurette)で、3月28日から開催されます。
クロスカントリースキー種目に日本からは、西村潤一(石川)、村越裕太郎(新潟)、山田雄太(北海道)、下坂雄一(北海道)の4名の選手が出場します。
以下、世界選手権大会のスケジュールです。大会期間中の競技終了後に結果速報をお送りいたします。
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▼2017 INAS知的障害者スキー世界選手大会 クロスカントリー種目スケジュール
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3月28日(火)クラシカル 男子10km・女子5km
3月29日(水)スプリント・フリー 男女1km
3月30日(木)男子リレー 3×2.5km
3月31日(金)フリー 男子15km 女子10km
◎スタート時間:現地時間、午前10時の予定 (リレーは午後6:00の予定)
◎時差 :7時間
◎参加国 : クロスカントリースキー11カ国
◎参加人数: 28名
★INASとは
INASは、国際パラリンピック委員会(IPC)を構成する団体で、知的障害者スポーツの普及・振興・競技力向上を目的に活動している団体です。
1998年長野パラリンピックではクロスカントリースキー競技で初めて知的障害者のクラスが実施されました。国際知的障害者スポーツ連盟(INAS)はパラリンピックへの復帰を目指しています。
当連盟ノルディックスキー委員会の荒井秀樹は、INASのスポーツディレクターに就任しており、冬季ノルディックスキー競技の発展・運営に励んでいます。なお、今大会の技術代表も務めています。
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■日本代表選手紹介
●西村 潤一 (株式会社 宇野甘源堂)
にしむら じゅんいち/1978年10月23日生/石川県河北郡内灘町出身
2016ジャパンパラクロスカントリースキー競技大会:1位
2015INASスキー世界選手権大会 3種目で銅メダル獲得
●村越 裕太郎 (特別養護老人ホームあかね園)
むらこし ゆうたろう/1991年7月17日生/新潟県十日町市出身
第19回全日本障害者クロスカントリースキー競技大会(2017/1/8):1位
●山田 雄太 (株式会社 弁釜)
やまだ ゆうた/1986年5月16日生/北海道稚内市出身
第19回全日本障害者クロスカントリースキー競技大会(2017/1/8):2位
2016ジャパンパラクロスカントリースキー競技大会:2位
●下坂 雄一 ((株)カンディハウス)
しもさか ゆういち/1984年5月12日生/北海道旭川市出身
第19回全日本障害者クロスカントリースキー競技大会(2017/1/8):3位
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■談話
▼井上 義人 コーチ
今回の派遣メンバーは、知的日本チームの最強4名で構成されていますので、必ずや皆さんのご期待に沿えると思います。そのためにスタッフが一丸となって準備しています。
ピレネー山脈にあるスキーリゾートの一角に設営されたレース会場は1,600mを越すため、高度順化が必要です。幸いにも私達チームの要望が認められ、通常より2日早く現地入りできたの高度順化も順調に進んでいます。
明日はいよいよ公式練習です。そして28日の10kmクラシカルを皮切りに一人でも多く表彰台にたたせられるようスタッフ一同で頑張ります。