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2017 INAS知的障害者スキー世界選手権大会 2日目
クロスカントリースキー スプリント・フリーの結果 西村潤一が6位!
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国際知的障害者スポーツ連盟(INAS)主催の2017INAS知的障害者スキー世界選手権大会が、フランス南西部ピレネー山脈山麓のグレット(Gnurette)で、3月28日から開幕し、大会2日目のクロスカントリースキー スプリント・フリーが行われました。
本日のレースには日本チームからは4選手が出場し、西村潤一選手(株式会社 宇野甘源堂)が6位、山田雄太選手(株式会社 弁釜)は9位、村越裕太郎選手(特別養護老人ホームあかね園)が12位、下坂雄一選手((株)カンディハウス)は15位でした。
日本選手の成績と種目優勝者は以下の通りとなります。
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2017 INAS知的障害者スキー世界選手大会 クロスカントリー種目2日目
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■開催日/3月29日(水) ■スタート時間/午前10時00分
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■開催地/フランス グレット
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■天候/晴れ ■気温/6℃ ■雪温/0℃
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■開催種目/スプリント・フリー 男女1km
●競技方式
予選を行い、準決勝、決勝を行うノックアウト方式
予選上位10人が準決勝へ進出、2組に分かれて決勝進出を競う
準決勝の上位5人が決勝へと進む
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【男子】
▼立位の部
西村 潤一(株式会社 宇野甘源堂) 6位
山田 雄太(株式会社 弁釜) 9位
村越 裕太郎(特別養護老人ホームあかね園) 12位
下坂 雄一((株)カンディハウス) 15位
[優勝:ハンス・ティアル(エストニア)]
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【談話】
≫井上 義人コーチ (木作りおもちゃ 工房なかやま)
大会2日目は、男女共前日の女子のクラシカルで使用した1周1kmのコースで、フリースプリントの予選、セミファイナル、ファイナルが行なわれ、西村、山田、下坂、村越の4選手が出場しました。
前日の2kmのコースにあった最後の長い登りは含まれていないものの、登って下り、登って下りるというタフなコースには変わりなく、登りはいかに力強くのぼり、下りはいかにスピードを落とさず下るかが勝負の分かれ目であった。
優勝したエストニアのハンス選手、ポーランドのパトリック選手の下りのスキー操作は見事であった。また、ファイナルに進んだ選手たちの体のキレが良く、軽快で、日本チームの選手を寄せ付けませんでした。
日本の4選手は、最後まで諦めないレースをしてくれ、西村選手と山田選手がセミファイナルに進んだものの、ファイナルに進めませんでした。スプリントレースを勝ち抜くために必要な速い動きが上位選手に比較して十分でなく、スタートから出遅れ、巻き返すことができませんでした。今後は今回の代表選手に限らず、スプリントを戦える選手を育てる必要性を痛感したレースでした。
明日のリレー競技では、トップを目指してチーム一丸となって頑張って行きたいと思います。