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2017 INAS知的障害者スキー世界選手権大会 3日目
クロスカントリースキーリレーで日本チームが銀メダル獲得!!
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国際知的障害者スポーツ連盟(INAS)主催の2017INAS知的障害者スキー世界選手権大会が、フランス南西部ピレネー山脈山麓のグレット(Gnurette)で、3月28日から開幕し、大会3日目のクロスカントリースキーリレー種目が行われました。
本日のレースには日本チームとして、西村潤一選手(株式会社 宇野甘源堂)、村越裕太郎選手(特別養護老人ホームあかね園)、山田雄太選手(株式会社 弁釜)の3選手が出場し、首位のポーランドとは惜しくも6.4秒差の2位となり、見事銀メダルを獲得しました。
日本選手の成績と種目優勝者は以下の通りとなります。
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2017 INAS知的障害者スキー世界選手大会 クロスカントリー種目3日目
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■開催日/3月30日(木) ■スタート時間/午後6時10分
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■開催地/フランス グレット
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■気温/6℃ ■雪温/0℃
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■開催種目/リレー 3×2.5km
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【男子リレー】
●日本チーム 2位 22分03秒9
1走:西村 潤一 (株式会社 宇野甘源堂) 07分16秒2
2走:村越 裕太郎 (特別養護老人ホームあかね園) 07分49秒4
3走:山田 雄太 (株式会社 弁釜) 06分58秒3
[優勝:ポーランド 21分57秒5]
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【談話】
≫井上義人 コーチ (木作りおもちゃ 工房なかやま)
午前中行ったエアロビが効いて、非常に良い雰囲気でレースに臨むことができ、全選手が素晴らしい走りを見せてくれました。その結果、6.4秒差で2位でした。
これは、走った選手が頑張ったのは言うまでもありませんでしたが、サポートに回った下坂選手の応援、ワックスコーチの活躍、山口ドクターの精神面、メディカル面でのサポートがあり、その他のスタッフが一丸となって戦えた結果でした。
もちろん、ノルディック会場まで駆けつけてくれたアルペンチーム、そして日本から応援してくれている皆さんのお陰で銀メダルを取ることができました。
前日のスプリントで力を出しきれずに全選手が決勝まで進めず、いつものまとまりの良いチームらしくない雰囲気であったのを、はじめて急遽取り入れたエアロビクスで雰囲気づくりができたのが勝因のひとつではないかと思います。
予定していたコース整備が雪不足で出来ないままのアルペンゲレンデの特設コースでしたが、ザクザクな雪が日本チームに味方したようです。私はポーランドチームに敗ける時は完敗かと思っていましたが、距離が伸びた分でポーランドチームに迫ることができました。
明日の15kmフリーでは更に距離が伸びる分、望みを繋げることができたことが、さらなる収穫でした。
応援ありがとうございました。明日のレースもチーム一丸となって頑張ります。