====================================
WPNS障害者ノルディックスキーワールドカップ第3戦フィンランド大会
2月3日から開幕!日本から代表選手10人が出場!
====================================
国際パラリンピック委員会(IPC)主催のワールドカップ(W杯)第3戦が2月3日にフィンランドのボッカティで開幕します。
日本からはクロスカントリースキー、バイアスロンの代表の10名の選手が出場します。本大会が3月に開催されるピョンチャンパラリンピック前の最後の国際大会となります。
以下、第3戦大会スケジュール、選手、コーチのコメントならびに今シーズンのスケジュールとなりますので、ご確認の程、何卒、宜しくお願い申し上げます。
尚、シーズン期間中は競技終了後に結果速報をリリースでお送りいたします。
====================================
ワールドカップ第3戦スケジュール : フィンランド ボッカティ
====================================
2月3日(土) バイアスロン・スプリント
4日(日) バイアスロン・インディビジュアル
6日(火) クロスカントリー・ミドル・フリー
8日(木) クロスカントリー・スプリント・フリー
9日(金) クロスカントリー・ロング・クラシカル
※スタート時間は現地時間、毎日午前10時の予定
(日本時間との時差+7時間)
====================================
出場選手/監督・コーチ コメント
====================================
*プロフィール内のB、LWなどは障害のクラス分け記号
【選手】
■男子
▼立位
≫新田 佳浩(日立ソリューションズ)
にった よしひろ/1980年6月8日/岡山県西粟倉村出身/LW8:片腕障害
「今回のフィンランド大会はカナダ大会での成果と課題を見直し、修正して臨む大会となります。
この大会でしっかりと今までのトレーニング成果を出せるようにしっかり滑れるように残りの期間も準備して平昌につなげていきたいと思います。」
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
≫佐藤 圭一(エイベックス)
さとう けいいち/1979年7月14日/愛知県名古屋市出身/LW8:片腕障害
「カナダ大会初戦で浮彫りとなった課題が射撃姿勢とスキーテクニック。
トライアスロンの移行からまだ間もないという事で、滑り込みと怪我の影響からくるものもあり、柔軟性、可動域、動きの改善をメインにトレーニングを積んでかなり良い状態に仕上がってきております。
W-Cup最終戦で結果を残し良い形で平昌パラリンピックの舞台に立ちたい。」
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
≫岩本 啓吾(東京美装興業)
いわもと けいご/1995年11月20日/岐阜県飛騨市出身/LW3:下肢障害
「今回のフィンランドワールドカップは平昌パラリンピックの前の大会になります。このフィンランドでは平昌パラリンピックに出場する予定のクラシカル種目でいい結果を出して、平昌パラリンピックに繋げられるようにしたいです。」
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
≫星澤 克(立命館慶祥高等学校)
ほしざわ まさる / 2000年2月24日生/ 北海道札幌市出身 / LW8:片腕障害
「自分は今回、バイアスロンの2レースと、クロカンのスケーティングスプリント、ミドルの計4レースに出場します。
平昌の代表決定後初、また自分個人としては今大会が今シーズン最初のレースになります。また、平昌前最後の国際大会でもあるので、本番に向けていいレースができるよう努力しようと思います。」
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
▼視覚
≫高村 和人(岩手県立盛岡視覚支援学校教諭)
たかむら かずと/ 1982年7月29日生/ 秋田県仙北市/B1:視覚障害
「ワールドカップ第3戦フィンランドが始まりました。特に12月のワールドカップで振るわなかった射撃の命中率を向上させるようトレーニングを積んできました。応援、支援してくださった方々への感謝の気持ちをパワーに変えて、ピョンチャンパラリンピックにつなげるレースにしたいと思います。」
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
≫藤田 佑平 (早稲田大学大学院スポーツ科学研究科)
ふじた ゆうへい/1992年8月27日生/北海道旭川市出身/ガイドランナー
「今回のワールドカップではガイドとして高村選手のパフォーマンスを最大限に引き出し、カナダでの反省を活かした滑りを2人でしてきたい。
応援のほどよろしくお願いいたします。」
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
▼座位
≫森 宏明(明治大学)
もり ひろあき/1996年4月26日生/東京都板橋区出身/LW12:下肢障害
「今回、日本チームとして平昌パラリンピックを目前に控えた最後の実戦の場です。個人ではクロスカントリーとバイアスロンをあわせ四種目に出場します。カナダ初戦での反省を踏まえ、世界の舞台に挑戦します。」
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
■女子
▼立位
≫出来島 桃子(新発田市役所)
できじま ももこ/1974年6月24日生/新潟県新潟市出身/LW6:片腕障害
「平昌パラリンピック前の最後の大会なので、練習してきたことを各レースでしっかりできるように頑張りたい。また、12月のカナダでのワールドカップでの射撃の反省を繰り返さないように調整して臨みたい。」
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
≫阿部 友里香(日立ソリューションズJSC・大東文化大学)
あべ ゆりか/1995年10月7日生/岩手県山田町出身/LW6:片腕障害
「平昌パラリンピック前、最後のワールドカップが始まります。ワールドカップカナダ大会後、年末年始は札幌、そして岩手で練習に取り組んできました。平昌に向けて収穫のあるレースにしたいと思います。」
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
▼座位
≫新田 のんの(北翔大学)
にった のんの/1996年7月23日生/北海道札幌市出身/下肢障害
「多くの方々に支えられトレーニングをきちんと積み重ねることが出来ました。
感謝の気持ちを常に忘れず、成果を発揮出来るように頑張りますので応援よろしくお願いいたします。」
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
【コーチ】
≫長濵 一年 クロスカントリースキーヘッドコーチ(日立ソリューションズ)
「いよいよ2月3日からワールドカップフィンランド大会を迎えます。
クロスカントリーチームは1月上旬から下旬にかけ北海道にて強化合宿を2回に分け開催し、シーズン中盤までの選手個々の課題点修正に時間を費やし強化を図って来ました。
フィンランド大会はその成果を試す場でもあり、3月平昌本番を見据えた上での最終調整にもなります。選手の調子も上向き傾向にあるため、表彰台を目指しチーム一丸となって頑張って行きたい。関係各位の皆様方の声援をよろしくお願い致します。」
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
≫瀧澤 明博 バイアスロンヘッドコーチ(JPS専任コーチ)
「バイアスロンチームは1月25日フィンランド/Vuokattiに入り、WPNSワールドカップ第3戦に向け事前合宿を経て2月3日からの大会に備えます。
到着時は雨が降っていてどうなる事かと思いましたが、徐々に北欧らしく寒さも厳しくなって参りました。
カナダ大会での反省を踏まえ国内での強化合宿を北海道と岩手で実施して今回に備えました。3月平昌パラリンピック前の前哨戦でもあるのでここで波に乗り、本番での表彰台を目指しチーム一丸で頑張ります。関係各位の皆様の声援を力にして目標に向け頑張ります。よろしくお願い致します。」
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
====================================
今シーズンスケジュール
====================================
2018年
2月2日~10日 IPCワールドカップ第3戦 フィンランド/ボッカティ
3月9日~18日 平昌パラリンピック 韓国/ピョンチャン
2月25日~3月2日 INAS 知的障害者スキー世界選手権大会 ポーランド